間食のイメージ

おなかの中が空っぽになったからおなかが減る… わけではない

お腹がすくのは、おなかがからっぽになったからですよね。では、お腹がすいたら食べ物で胃をいっぱいにしなければいけないのか…

というと、そうではなく、実はそもそもおなかが空っぽになってるからおなかが減っているというわけではないらしいですよ。ちょっとおもしろい話が「ためしてガッテン」で紹介されていました。

どういうことかというと、「お腹が減っている」と脳が判断するときに、どんな情報をもとにしているかがポイントになるようです。

「お腹が減った」と脳が判断するポイントの一つは「血糖値」

脳が空腹を感じて、「食べなきゃ」と判断するポイントはいくつかあるようですが、その一つが「血糖値」なんだそうです。

例えば、「お腹がすぐ空くから」という理由で大盛りのご飯を食べている人の血糖値を見てみると…

・たくさん食べることで食後に血糖値が急上昇
・正常な値に戻すために、インスリンが大量に分泌されるので血糖値が急降下

この変化は体内の環境を一定に保つために必要な調節なのですが、この急降下するタイミングで、脳が「お腹が減った!」と判断してしまうんだそうです。

つまり…

「おなかが減った」→「おなかが減らないようにしっかり食べる」→「血糖値のバランスを保つために調節が働く」→「おなかが減った」→以下エンドレス

こうなってしまうと、空腹を感じるためにご飯を食べているようなもの。

この状態を避けるには、食べる量を増やすのではなく、1回の食事の量を減らすのがいいそうです。

1回の食事の量が少なければ、血糖値の上昇も少なく済むので、インスリンが出て血糖値を下降させようという働きも緩やかになります。なので、空腹を感じにくくなるというわけですね。

ご飯の食べ方にも、満足する食べ方と、かえって苦痛を感じてしまう食べ方があるなんて、ちょっとびっくりです。

運動が空腹を紛らわせる!?

空腹を紛らわせるには、「血糖値を上げればいい」ということなので、手っ取り早い方法は、糖分をとるのがいちばんです。

チョコレートをひとかけ食べるだけでも全然違うみたいですよ。

でも、糖分をとらずに血糖値を上げる方法として、「運動をする」という選択肢もあるようです。

肝臓や内臓脂肪では、いざというときのために糖や脂肪を蓄えています。食事の前に運動をすると、体の中で蓄えていた糖や脂肪がエネルギーとして使われるので、血糖値も上昇して、脳が「空腹ではなくなった」と判断するのだとか…。

ただし、糖尿病の治療をしている人は、運動のタイミングによっては危険な低血糖を起こす恐れがあるので要注意。お医者さんと相談する必要があります。

ともあれ、ダイエットで食事制限していると、「空腹感が辛い」という話をよく聞きますが、このように血糖値と空腹感の関係を知っていれば、その辛さもかなり違ってきそうな話です。

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