照明のイメージ

照明のデザインで省エネができる!?

企業がエコ活動の一環で植林を行っていることは以前の記事でも紹介しましたが、こうした活動には「省エネ照明デザインモデル事業」なんていうのもあるんですよ。

少し調べてみたことろ、この事業は環境省が2008年から実施している省エネ対策の一つで、商業施設や店舗などを所有する事業者が対象。卸小売業では約4割を占めると言われる照明に着目してCO2削減を行っていこうという活動のようです。

1990年と比較すると、商業施設やオフィスなど業務部門のCO2排出量は4割も増加しているんですね。このうち消費電力の照明や照明コンセントの割合からすると、オフィスの照明では約2割、卸小売業では約4割を占めているそうです。

でもこの事業では、CO2削減だからといって部屋の電気を半分消してしまったりするのではなく、照明器具の配置や光源の使い方を見直すことによって省エネ効果を上げ、さらには魅力的な空間を創造しちゃおうという欲張りな企画のようです。

快適に照明を改善することでエコになるなら、一般家庭でも参考にできるかな? 規模がちょっと違うけど(汗)

平成21年度のモデル事業に認定されたガリバーの店舗導入例では、こんな感じで実施されているようです。

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ガリバー店舗の場合

省エネ照明が導入されたのは2010年3月13日にオープンした4号須賀川店。

店内の明かりには従来の約半分の本数で同等の明るさが得られる蛍光ランプ(G-Hf 63W)を導入。照明の配置もライン配置からクロス配置に変更することで、視覚的に華やかな照明構成となるように設計されているそうです。

屋外展示場にはベースライトに高効率・長寿命の無電極点灯ランプ(エバーライト)を導入したほか、演出照明に輝度が高い低電力電球(セラミックメタルハライド35W球)を使用。

ちょっとおもしろいのが、展示車に照明が映り込み反射するのを利用して、体感的なきらめき感が出るように照明の配置を工夫しているそうです。

そして看板照明の一部にLEDを導入し、さらに看板・外灯の点灯時間を見直すことで消費電力量の低減。こうすることで約4万kWhの消費電力を削減することができるんだとか。これは従来の店舗でいうと6割の削減になるそうですよ。

ガリバーのように沿道にある店舗は明るさが命みたいなところがあるようですけど、そんな店舗でも照明の見直しやデザイン設計でこんなに削減することができるんですね。CO2排出量換算でいうと、年間約17tの削減見込みとなるそうです。

【参考】省エネ照明デザインモデル事業認定店舗にはこんな施設があるようです。商業施設のほか、博物館や病院などなど、いろんな施設が参加しています。

平成20年度は12社採択
・株式会社イトーヨーカ堂 イトーヨーカドー武蔵小金井店
・株式会社サッポロライオン くつ炉ぎ うま酒 かこいや 霞が関ビル店
・株式会社ダイエー グルメシティ 博多祇園店
・日本サブウェイ株式会社 サブウェイ 赤坂見附店
・西武鉄道株式会社 Spa&Sports EMINOWA[エミノワ]西武フィットネスクラブ所沢
・住友林業株式会社 住友林業(株)大分支店ショールーム及び事務所
・株式会社セーブオン、株式会社ケノス セーブオン本庄蛭川店
・有限会社さんぽうどー、株式会社TSUTAYA TSUTAYA 水口店
・株式会社稲佐山観光ホテル 長崎稲佐山観光ホテル 本館
・株式会社プロントコーポレーション プロント 品川店
・日本マクドナルド株式会社 マクドナルド港北ニュータウン中川店
・三菱自動車工業株式会社 三菱自動車 本社ショールーム
平成21年度は10社採択
・三井不動産株式会社 アーバンドック ららぽーと豊洲
・医療法人桜十字病院 医療法人桜十字病院 本館5階病棟
・篠原石油株式会社 エッソタウン ナルト サービスステーション
・学校法人片柳学園 学校法人片柳学園蒲田キャンパス新校舎
・株式会社ガリバーインターナショナル ガリバー4号須賀川店
・日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社 ケンタッキーフライドチキン久米川店
・ゴディバジャパン株式会社 ゴディバ 神戸・三宮さんちか店
・株式会社セブン‐イレブン・ジャパン セブン‐イレブン 京都出世稲荷前店
・株式会社丹青社 仙台市博物館
・株式会社第一興商 ビッグエコー 広島流川通り店
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