中自然の森の滝

日比谷花壇とのコラボレーションで登場した「とらや」に水羊羹があります。

水羊羹というと、皆さんどんなイメージを持っているでしょう? もしかすると、とらやの水羊羹は、そんなイメージとは少し違うものかもしれません。

とらやの水羊羹は、どっしり系

というのも、ひと言で言うと、とらやの水羊羹は「どっしり」という言葉がぴったりなのです。

しっかりとした食感とコクのある味わいが小豆の風味を引き立てていると言えますが、好みが分かれるところでもあります。

店頭では「和三盆糖(わさんぼんとう)」、「黒砂糖(くろざとう)」、「小倉(おぐら)」、「抹茶(まっちゃ)」と4種類の味があり、販売期間は4月ごろ~9月上旬。夏季限定の味覚です。

日比谷花壇とのコラボでは代表的な「和三盆糖」が登場。四国徳島産の和三盆糖ならではの上品な甘さに仕上げられた水羊羹です。

夏に小豆の組み合わせ

とらやが大切にしている小豆の風味。これには古い歴史があります。

「五穀」と呼ばれるものには、米、麦など、いろいろな組み合わせがありますが、その中でも小豆は大豆とともに必ず数えられる大切な供物の一つ。小豆の赤い色が邪気を祓うとも伝えられています。

6月の京都には「夏越祓」(なつこしのはらえ)といって、神社の「茅野の輪」をくぐって無病息災を祈る行事があります。拾遺和歌集にも、「水無月の なごしの祓する人は ちとせの命 のぶというなり」という歌がおさめられているほど古い習慣です。

このとき、こうした伝統をモチーフにした「水無月」(みなづき)という和菓子をいただく習わしがあるのですが、この「水無月」の上にも小豆がちゃんとのっているんですよ。

「水無月」のほかにも、あんみつ、水羊羹、葛饅頭と、夏を乗り切る暑気払いとして小豆は様々な形で使われています。

母の日は5月、そろそろ暑さが増してくる初夏のころです。体をいたわる贈り物に、小豆を使ったお品はぴったりですよね。

いただくときは、あんの風味を損ねないように、あまりキンキンに冷やしすぎないのがおすすめです。

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