JR大阪駅 南ゲート

昨日の大阪駅南ゲートのイルミネーションの続きです。どこで撮影しようかしらと駅前をウロウロしていたところ、変わったものを見つけてしまったので記事にしちゃいます。これです。

あなた、誰?(汗)

げんつきげんちゃん 正面

場所は大阪第一生命ビルディングの北東角。
ええ、そう、昔風に言うと「うしとらの方角」、鬼門ですね。

暗いうえに黒いのでよくわかりませんが(汗)でも、そんなに怖い顔をしているわけではなさそうです。ああ、びっくりした。

げんつきげんちゃん 寄ってみた

足もとの説明板によると、この像は「げんつきげんちゃん」という愛称の「鍾馗様」(しょうきさま)なんだそうですよ。鍾馗様っていうと、五月人形でひげがもじゃもじゃしてる閻魔様みたいな恰好をした、あの人形のことですよね?

いえいえ、「閻魔様みたい」なんてそんなことを言っちゃいけません。

唐の時代、科挙に落第したことを恥じて自害してしまったけっこう繊細な方なのです。(一説には、主席合格したのに容貌の悪さで皇帝に嫌われ、状元(主席合格)の称号を取り消されてしまったというさらに気の毒な話も伝わっているようです)

彼を惜しむ人達に手厚く葬られ、皇帝からも改めて状元の称号を与えられた鍾馗様は、その後、その恩に報いるべく、天下国家の災いを除く神様となりました。

そんな鍾馗様が、なぜここに?

詳しいことはわかりませんでしたが、この像は流政之(ながれ まさゆき)という世界的な彫刻家の手によるものみたいです。

その他の作品を見てみると、1988年には瀬戸大橋開通に合わせて橋の守り神「どだま獅子」を作成。

四国のお祭りは獅子舞が盛んなんだそうで、讃岐の方言では「頭」のことを「どだま」と言うそうです。つまり、作品名は「獅子の頭」ってことですよね。石でできた大きな獅子の頭が瀬戸大橋記念公園に設置されているそうです。

そして、2001年にはJR高松駅に「DAITEMMAI」という像を作成。

「だいてんまい」というのは香川県の方言で、「抱きしめなさい」という意味なんだとか。その名前のとおり、二人の人が向き合ったような抽象的な形の作品がJR高松駅に設置されているそうです。

大阪第一生命ビルディングは1990年11月に竣工されているので、その時に同時にできたのだとしたら、げんちゃんもこうした各地のいわれにちなんだ作品群の一つなのかもしれません。

…そんな前からあったっけ。そういえば見たことあるようなないような(汗)

げんちゃんと大阪駅

ともあれ、「げんつきげんちゃん」の「げん」は、「験を担ぐ」とか「験がいい」の「げん」で、修験者の「験」も重ね合わせて命名されたそうですよ。げんちゃんの足もとにある説明板にも、「『げんがつく』という縁起が込められています」と書かれていました。

駅から少し離れた所にある太融寺では、5月になると修験者が集まるお祭りがあるんですけど、そういうのも含まれているのかな?

それにしても、キタノザウルスとか靱公園の銅像とか。あ、御堂筋にも銅像群がありますよね。大阪北区界隈は、ちょっと変わったモニュメントが多いような気がします…。

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