今年最初の運だめし 初天神梅花祭

大阪天満宮

2月「盆梅展」開催中の大阪天満宮

菅原道真公を祀る大阪天満宮で、1月24日、25日と開催されるのが「初天神梅花祭」です。

1月25日は菅公に左遷の命が下った日

正月25日は、菅原道真に太宰権帥へ左遷される命が下ったとされています。

2月1日に大宰府へ下向するのですが、このとき庭に咲く梅の花を見て、「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」(拾遺集)と詠んだことは有名ですよね。

この梅が、菅公を慕って京から太宰府の屋敷へ飛んできた飛梅(とびうめ)と伝えられています。

大阪天満宮では、菅公の御霊を慰めるため、この日に梅の小枝を神饌に添えてお供えしたことから「梅花祭」と呼んでいます。

また、毎月25日は菅公のご縁日があり、1月は年の初めとなるので「初天神」。こうしたことから1月25日は「初天神梅花祭」と呼ばれています。

この催しもの、ちょっと楽しそうですよ。まだまだ寒いですが、防寒対策をしっかりしてちょっと出かけてみませんか?

初天神梅花祭 神事・行事

神事の初天神梅花祭は9:30から始まります。神楽奉奏や梅の小枝の授与があり、境内では植木市が立ちます。

13:00から始まる「うそ替神事」では、巫女さんから授けてもらった鷽鳥御守を見知らぬ人どうしで交換していきます。

「替えましょう、替えましょう、嘘をまことに替えましょう」と唱えながら、前年の悪いこと(うそ)を菅公の愛鳥「鷽鳥」に託して誠にかえ、罪を祓い、これからの一年の吉兆を招くよう願うのです。

太鼓が鳴りやんだら神事は終了。このとき、手元に残っている御守の鷽鳥に、「金うそ」「銀うそ」「木うそ」と書かれている人はラッキー♪ 社務所でそれぞれの御守りが授与されますよ。「金うそ守」が授与された人は1年が幸運であると言われています。

それから、受験生なら14:00~15:00の「通り抜け参拝」に参加するのがおすすめ。

受験生を対象に、いつもは参拝できない本殿が解放されて参拝(通り抜け)することができるのです。本殿入り口は「登龍門」という名前なので、そこをくぐって参拝するのはなかなか縁起がいいですよ(笑)

毎年長蛇の列となるので、狙ってる人は早めに参加条件となる合格守りと学徳守りを購入しておきましょう。初天神梅花祭以外でも、受験シーズンの1月~3月は、こうした通り抜け参拝が数回行われているようです。

16:00からは阪神・オリックスの在阪2球団選手や有名人、年男による「福玉まき」があります。まいている福玉はボールですが、お神楽受付でお餅と交換してもらいます。つまり、形を変えた餅まきですね。

でも、お餅の中に入っている、天神様の梅が描かれた紙の裏を確認するのは忘れないように。この紙に何か書いてあれば大当たりです。境内の中に景品交換所が設けられているので、当たった景品と交換してもらえますよ♪

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