YOGA TABLET8 ユーザー補助の管理画面

YOGA TABLET8 ユーザー補助の管理画面

Androidでは視覚障害や聴覚障害のある方のために「ユーザー補助機能」がいくつか用意されていて、ver4.2ではさらなるアクセシビリティの向上が図られているようです。

我が家もsumi父が音声ソフトでパソコンを使用していて、タブレットのユーザー補助にはちょっと興味があるようだったので、どんなものなのか簡単に確認してみました。大きなところで「TalkBack」、と「拡大操作」を試しています。

TalkBackにチャレンジ

「TalkBack」というのは音声読み上げ機能を提供してくれるプラグインです。視覚に障害があって、画面の確認が難しい人が操作するときに補助してくれるわけですね。

でも、設定を「ON」にすると、以下のようにちょっと怖い説明が表示されます。

TalkBackを有効にすると、入力したすべてのテキスト(パスワードを除く)が収集される可能性があります。これにはクレジットカード番号などの個人データも含まれます。タブレットの操作に関するデータも収集される可能性があります。

データを収集するって、誰が収集するの?(汗)

ちょっと調べてみたところ、IME(インプットメソッドエディタ)というのはテキストを収集してネットワークに送出することが可能なんだそうで、悪意を持ったアプリの場合、危険なので、Androidが「このIMEは大丈夫なの?」と注意喚起しているみたいですね。

TalkBack側には特にそのような「収集作業をしますよ」といった告知は見当たらないので大丈夫そうです。

(アプリによっては、「○○大学が技術研究の一環で開発してるからデータを収集しますね」と説明されてたりするもよう。もちろん、出所がはっきりしないアプリでこのメッセージが出たら要注意ということみたい)

というわけで、出所がはっきりしないアプリでもないので設定を「ON」にすると、次に「タッチガイドをONにしますか?」と聞いてきます。

TalkBackがタッチガイドをONにしようとしています。タッチガイドをONにすると、指の位置にあるアイテムの説明を読みあげたり表示したりできます。また、タブレットを通常とは違うジェスチャーで操作できます。

タッチガイドというのは、ほとんど見えない人でも操作できるように設計されているようです。OKをクリックすると、英語でメッセージが出ます。

YOGA TABLET8のタッチガイドの案内

YOGA TABLET8のタッチガイドの案内

Attention
This tutorial requires Explore by touch. Please turn TalkBack on and enable Explore by touch before launching the tutorial.

「OK」ボタンしかありませんが、この時点で、もう普通の動きはしなくなります。

つまり、1回のタップではききません、ダブルタップ(2回のタップ)が必要になります。指1本でのフリック操作も動かなくなります。このモードでは、フリック操作は指2本で行わなくてはいけないからです。

つまり、1本の指で探りながら操作できるようになるわけです。指で触った所を音声で読み上げたり、音が鳴ったり、バイブレーションが働いたりして教えてくれるようになります。

ただ、英語は読むけど日本語は読みません。音だけだったり、よくわからない数字だったり、バイブレーションが働いたりするだけです。

タッチガイドを「NO」に選択した場合は通常の動作で操作することができます。これに、音声の読み上げや音、バイブレーションなどが加わって補助してくれます。

でも、ここも「ファイル・ブラウザー」といった日本語は読んでくれません。

エバーノートで英文を入力すると一文字ずつアルファベットを読むけれど、英文を読みあげさせるのはどう操作すればいいのかよくわかりませんでした。一方、日本語入力時は子音のアルファベットは読むけれど、母音のアルファベットは読まず、子音のアルファベットを繰り返すのみです。

削除やエンターキーなど反応しないキーがあるので、あまり補助にはならなさそう…。

あと、Playブックスでは何も設定してないのに、本を開いたとたんに自動的に読み上げ機能が働いて読み上げを開始してました。連動してるのかな(汗)

こんな感じで、ユーザー補助といっても日本語環境ではちょっと使いにくい感じです…。

YOGA TABLET8を返却した後に知ったのですが、TalkBackに追加して音声合成ソフトN2TTSという日本語に対応したアプリをダウンロードすれば、日本語に対応させることができるようです。Google Playから無料でダウンロードできるみたいですよ。

この他、TalkBackn使いにくい点を改良した音声読み上げソフト「ドキュメントトーカ」というものもあるもよう。こちらもGoogle Playからお試し版が無料で、製品版が990円でダウンロードすることができるようです。

2012年6月の記事ですが、Web担当者ForumにAndroid端末に対応した音声合成技術に関する情報が収録されていました。

Androidは視覚障害者にどこまで使えるのか?/Web担当者Forum

拡大操作にチャレンジ

YOGA TABLET8 拡大操作

YOGA TABLET8 拡大操作

この機能をオンにすると、画面をトリプルタップ(3回のタップ)すると画面を拡大したり戻したりすることができるようになります。

拡大した画面では、2本以上の指を使って画面をドラッグすることができます(1本の指なら、通常のフリック操作になります)

2本以上の指でピンチイン、ピンチアウトすることで、拡大レベルを調節することができますよ。

あと、ちょっとリズミカルな操作になりますが(汗)普通の状態でトリプルタップしてすぐに押し続けると、一時的に拡大することができるようになります。この状態で指を押しつけたままドラッグすると、拡大したまま画面の上を移動することができます。指を画面から離すと元の状態に戻ります。

なお、トリプルタップで拡大するのは、キーボードとナビゲーションバー以外です。エバーノートのキーボード上でトリプルタップしてみたのですが、ノートコンテンツの部分だけが反応してました。

でも、こうして拡大した状態ではキーボードがうまく動かなくなるので、この機能も日本語環境で使うには何か追加のアプリがいるのかもしれません。

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