no image

メタボ予防に朗報となりそうなニュースリリースがカゴメから発表されてました。

野菜ジュースを食前に飲むことで、食後の血糖値の上昇が抑えられることが、カゴメと城西大学との共同研究で明らかになったそうです。

いろんな野菜を手軽にとれる野菜ジュースは確かに体にもよさそうだけど、どういうことなんでしょう?

メタボ予防のポイントは食後の血糖値の上昇を抑えること

メタボは予備軍も含めると40代以上の男性の2人に1人と言われ、厚生労働省の調査(※)でも、直近10年の肥満とされるBMI≧25の割合は増加傾向にあると指摘されています。

※厚生労働省 平成24年 国民健康・栄養調査

メタボの予防や改善のためには食後の血糖値の上昇を抑えることが重要とされているので、今回の研究結果は朗報ですよね。

ダイエットなどでも「食べ過ぎないために食事の前に野菜をとろう」といったことが言われますが、血糖値の上昇から見ても、「食事の前に野菜をとる」ことは健康を維持するための食習慣として注目されています。

野菜には血糖の上昇を抑える成分が含まれているので、食前に野菜をとることで、血糖値の上昇を抑えることが期待されているのです。

今回の研究では、人が参加する試験で、野菜サラダを野菜ジュースに置き換えても効果を認めることができたというわけですから、より手軽に生活に取り入れることができそうというわけです。

どんな試験が行われたの?

試験に参加したのは、健常な大学生です。

野菜ジュースと白米の組み合わせで5パターンの変化をつけてとってもらい、食後の血糖値の変化を調べています。

・野菜ジュース200mlを白米106g摂取15分前に摂取
・野菜ジュース200mlを白米106g摂取30分前に摂取
・野菜ジュース200mlを白米106g摂取60分前に摂取
・野菜ジュース200mlを白米106gと同時に摂取
・白米150gのみを摂取

野菜ジュースを飲んだ時と飲んでいない時で白米の量が違いますが、これは全体の糖質量を50gになるように統一しているためです。

この結果、白米だけを食べた場合に比べると、白米を食べる前に野菜ジュースを飲んだほうが食後の血糖値の上昇が低く抑えられるという結果があったそうです。

しかも、白米を食べる30分前に野菜ジュースを飲んだ場合に最も高い効果が見られたのだとか。ちょっとおもしろいのが、野菜ジュースと白米を同時にとった場合、白米だけのときに比べて食後の血糖値が速やかに低下したそうですよ。

カゴメではこれまでもラットを使った試験で同様の結果を確認していましたが、今回は人間を対象にした試験でも同様の結果を確認したことで大きな成果をあげたと言えます。

もちろん、今回のニュースリリースで城西大学の先生がコメントを寄せていたように、「野菜ジュースの効果だけに期待して野菜ジュースを飲みすぎるのではなく、食事全体のカロリーなどにも気を付けて、バランスの良い食事をすることが大切です」という部分は大切なことですが。

今後は、どれくらいの量の野菜ジュースを飲むと効果的なのか、野菜ジュース中のどの成分がどのようなメカニズムで効果を示しているのかなど、より詳しいメカニズムの解明や具体的な活用法に研究が進められていくようです。

この記事、いいなと思ったらシェアしてね
  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+
ブログの購読はこちらも便利
follow us in feedly