QVCジャパン

2月24日はお彼岸特集ということで、この日のTSV(Today’s special Value)も京念珠のお数珠でした。

ちなみに、「京念珠」というのは地域ブランドで、どこかに「京念珠」というお店があるわけではありません。京念珠のブランドが名乗れるのは、QVCに登場する刑部さんを入れて組合に参加している9社のみで、一定の品質を保ったもののみに与えられるものなんだとか。

元々お数珠には、宗派、寸法、材質といった細かな注文があり、「多品種少量生産」という作り方で分業体制が発達していて、地域のネットワークで作られるものだったみたいです。

「京念珠」という地域ブランドが誕生したのは、伝統的製法と品質を守ることを目的に、平成19年4月6日に京都数珠製造卸協同組合によって商標登録(地域団体商標)されたのがきっかけです。

その特徴は、全て手作りで、作業工程は専門の職人の分業(玉通し、房作り、糸組みなど)で成り立っています。

お数珠って、決まりごとが多いんじゃないの?

QVCの放送を見て、「京念珠」ってちょっとよさそうだなと思った方でも、ちょっと調べてみると困ってしまった人がいるのではないでしょうか?

というのも、有名なところだけでも、天台宗、真言宗、浄土宗、浄土真宗、曹洞宗、臨済宗、日蓮宗、八宋用など、宗派によってお数珠にはいろいろ決まった形があるんですよね。

じゃあ、QVCのお数珠と、宗派に合わせたお数珠、どちらにすればいいの? と迷ってしまいますが、これはお数珠の歴史を見ると解決するかもしれません。

仏教の道具から教義を表現するものに

中国から仏教が渡って来た時に、お数珠も日本に入ってきたのですが、そのときは108個の珠を単純に連ねたものだったようです。

これはお経を唱えるときに、「数を数えるための道具」という性格があったから。現在でも地蔵盆で、子どもたちが念仏を唱えながら数珠を回す「数珠回し」が行われる地域もあります。

お数珠の珠を一つ一つ繰っていけば、仏様の説法を聞いていることになるので、108の煩悩を洗い清める意味がありました。

で、いろんな宗派が登場するたび、お数珠もいろんな形のものが登場するようになります。これは、それぞれの教義を表しているためです。

お数珠には仏様や菩薩の名前がつけられて、お数珠を身につけることは仏様と一緒に生きているという意味も持つようになります。

江戸時代になると、より身近に簡便に

そして、江戸時代になると、半分とか四分の一のお数珠が登場するようになります。

「略式数珠」と呼ばれるもので、四分の一のものは、手のひらの周りを一巻きする大きさなので、「片手念珠」と言ったりします。QVCのTSVに登場していたのがこれですね。

正式なものは108個の珠を必要としますが、略式なら27個程度で作ることができちゃうので、同じ108個でも4人分のお数珠を作ることができます。エコですね(笑)

でも、それだけ仏教が一般的になってきて、お数珠も身近なものになっていったということになるみたいですよ。

現在は珠の材質も様々あるので、個数の決まりはあまりなく、大人用だけでなく子ども用のお数珠があったり、腕輪や指輪タイプのお数珠もあったりします。

「仏様と一緒に生きている」という意味が、さらに強くなってきたイメージですよね。

「お葬式には故人に対して正式なお数珠を使うのがよい」とする地域もあるので、そんな場合は正式なお数珠をまずはそろえる必要があるかもしれませんが、略式でもOKであれば、社会人として最初に持つお数珠として選ばれるのが略式数珠になるようです。

QVCでも、子どもさんやお嫁さんにプレゼントするために購入する人が多いようです。

もちろん、すでに正式なお数珠を持っているので、より自分好みの素材を使った略式数珠を持つというのもありですよ。

お数珠って、1人1つ持つものなの?

管理人は亡くなった母のお数珠を使っています。なので、お昼の放送で「1人1つ」という話をチラッと見かけて気になったので、22時台の放送もじっくり見ていたわけですが(汗)

お念珠はお守りの意味合いもあるので、「貸し借りするものではない」ということで1人1つなんですね。

でも調べてみると、おじいさん、おばあさんから子ども、孫へと仕立て替えをして譲るというケースもあるようで、管理人の場合はこれに当たると考えればいいのかな。そんなに高価なものではないのですが(汗)

また、お念珠は手を合わせるときに持つものなので、番組でも刑部さんが紹介していたように、観光でお寺を訪れたときに気軽に持って行って、手を合わせる時に使うというのもありです。

いつも身近に持つ場合、季節に合わせていくつかのお数珠を持ち替えるというスタイルもあるみたいですよ。

管理人も、「お数珠はお墓参りやお葬式に必要」という程度の認識だったので、意外に参考になる放送でした。

もう、後数十分でQVC価格に戻ってしまいますが(汗)

今日のTSVに登場したのは「アメシスト 女性用念珠スペシャルセット」と「青虎目石男性用念珠スペシャルセット」の2種類。

この他に登場していたのは、女性の肌の色をきれいに見せてくれる翡翠念珠【女性用】と、胡渡珊瑚 本連念珠 【女性用】 、般若心経白檀&ナチュラルストーン ブレスレットでした。

ちょっと注目なのは胡渡珊瑚で、本格的な108個の珠になる本連念珠になっています。略式数珠を持っている人でも、「やっぱり本連念珠を持ちたい」という人がいるのだとか。

しかも、これだけの品質でこれだけの価格で出るのは、もうこれで最後かも… というお品。貴重な胡渡珊瑚は、卸の刑部さんでも入荷予定そのものがないそうです(汗)

といっても、年1回の登場みたいなので、次回あるとしたら来年かも…。

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