
2階入り口すぐの西側には「スマートハグハウス」があります
「エネファーム」を作っていたの、東芝だったんですね。YOMIURI ONLINEによると、2017年6月14日、東芝は「エネファーム」の製造、販売を7月末で終了すると発表したそうです。
再建に向けた事業見直しの一環なんだとか。東芝の経営状態がこんなところにも影響するんですね…。ハグミュージアムの展示はどうなっちゃうんでしょう。
ちなみに、エネファームの製造、販売は終了しますが、保守、サービスは継続するそうです。
ベルメゾンのマンスリークラブで取り扱っている「30分でいろいろパンミックス」を使ったイベントは、大阪ガスの「ハグミュージアム」(hu+gMUSEUM)の料理レッスンのスペースを使って開催されました。
ハグミュージアムは、「生活誕生館DILIPA」、「DILIPA大阪」、「ラ・コンテATC」の3つのショールームをハグミュージアム1カ所に集約しているので、見どころがたくさんあります。
パン作りの前にフロアツアーも体験することができたので、どんな感じの場所なのか写真でご紹介。この記事では、2階の暮らしと電気の体験スペースの様子を中心にまとめています。
エネファームの未来形
- フロアの中に2階建が!(笑)
- 屋根には太陽電池のパネルも設置されています
(画像をクリックすると、もう少し大きな写真で見ることができます。戻るときはブラウザの「戻る」ボタンで戻ってくださいね)
2階エントランスフロアを入ってすぐ右手に見えるのが「スマートハグハウス」です。建物の中に2階建ての家があるので、ちょっとびっくりしますよ(汗)
家庭内のエネルギー監視システム(HEMS:Home Energy Management System)を体験できるスペースで、「人の暮らしに大切なものを最新技術とぬくもりで育む」をテーマにした、ちょっと未来の暮らしを見ることができます。
屋根には太陽電池も設置されているので、このおうちでは、エネファームと太陽電池を組み合わせた「ダブル発電」ができるというわけですね。

蓄電池の機能もある超小型電気自動車「マイクロコミューター」と、壁の反対にあるのはエネファーム
「省エネのおうち」なんていうと、消費電力をディスプレイで表示しているのをイメージしたりしますが、HEMS(ヘムス)はさらに踏み込んだシステムで、電力の需要と供給をモニターしてコントロールすることができます。
電気を効率よく使うことができるので、節電はもちろん、CO2の削減にも力を発揮してくれるんですね。
発電量と蓄電量をリアルタイムで把握することができるので、太陽発電や燃料電池で起こした電気を、同時にリチウムイオンバッテリーのような蓄電池に蓄えるといったこともできるんですよ。
フロアでは、家庭用燃料電池「エネファーム」と超小型電気自動車「マイクロコミューター」を連携させる方法が展示されていました。
このシステムは、必要に応じて電気自動車から家全体へ電気を使うこともできます。
- 冷蔵庫やオーブンも置いてあるキッチン
- 2階はリビングです
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この日は中に入って見る時間はなかったのですが、1階はキッチン、2階はリビングもあって、生活の中でシステムをどんなふうに活用できるのか見ることができるようになっています。
エネファームの現在形

エネファームの仕組みも簡単に図解で説明
すぐそばには、現在のエネファームの展示「創エネギャラリー」もあります。都市ガスから電気と熱をどんなふうに取り出すのか簡単に説明が入ってますよ。
エネファームは世界最小のコンパクト設計なので、設置スペースは約1.4平方メートルでOK。
展示されているのは一戸建て住宅向けのものですが、共有廊下やバルコニーなどに設置することで、集合住宅にも対応できるみたいです。
エネファームは燃料電池なので、余剰電力は売電できるってところがいいですよね。
フロアでは太陽光発電を組み合わせた「ダブル発電」の仕組みも展示されていて、電光で電力の流れがわかりやすく解説されています。
- 家庭内の電気の流れもわかりやすく展示
- ダブル発電の例も見ることができます
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太陽光発電のモジュールも、各メーカーのものが展示されているので、発電&蓄電に興味のある人は実際に触って見ることもできます。
同じ太陽光発電のモジュールでも、メーカーによってずいぶん違いますよ。

各メーカーの太陽光発電のモジュールは、実際に触ることができちゃいます
モニターも各社様々。画面の大きさもけっこう違います。この辺も実際に見てみないとわからないものですよね。
知らないと、使い勝手にもけっこう影響しそうです。

各メーカーのモニター部分、画面もけっこうサイズが違います
もう少し、つづく!
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