果実感を楽しむ上品なジャム ユーコープセレクションの「静岡県産 紅ほっぺの苺ジャム」

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紅ほっぺの苺ジャム

ユーコープセレクションの「紅ほっぺの苺ジャム」

「静岡県産 紅ほっぺの苺ジャム」は、ユーコープセレクション第2弾(10品)のうちの1つです。

静岡県産の苺「紅ほっぺ」を使ったこだわりジャムで、加熱時間をできるだけ抑えて果実の形を崩さないように作られたプレザーブスタイル。果肉含有率が高いので、ごろごろした果実感をより感じることができるところが魅力です。

いちごは静岡県生まれの「紅ほっぺ」が使われています

紅ほっぺの苺ジャムとコープスのお徳用のいちごジャムを比べてみました。見た感じからもずいぶん違う仕上がりですね。

紅ほっぺの苺ジャムは、甘さ控えめの糖度43度。フルーツ感を感じることができるように、あえて緩めに作られています。原材料名も、「いちご」が最初に書かれています。

コープスのいちごジャムは、どれくらいの糖度か表示がないのでわかりませんが、原材料名も最初に「糖類(水あめ、砂糖)」と書かれているだけあって、けっこう甘いですよ。

いちごジャムの大きさ比較

牛乳と一緒に大きさ比べ

「紅ほっぺ」というのは、果実の中まで赤いのが特徴のいちごで、甘みと酸味のバランスがいい静岡県の登録品種です。静岡生まれの苺を静岡の工場で製造しているというのも、ちょっとしたこだわりですよね。

原材料名のところには、いちごの他に、砂糖、濃縮レモンなどが書かれているのですが、どれも国産の材料が使われています。砂糖は北海道産に限定。一般的ないちごジャムに使われている酸味料は使わず、国産のレモン果汁が使われています。

実はCO・OP商品にも「静岡県産 紅ほっぺの苺ジャム」の取り扱いがあるのですが、こちらはレモン果汁に「濃縮レモン果汁」が使われていて、同じように見えるけど、ユーコープセレクションとは材料が少し違うみたいです。

言ってみれば、紅ほっぺのいちごをおいしく味わうことができるように工夫されたジャムなので、甘みも軽くすっきりしていて、いちごの味や香りを感じることができるところが魅力です。

でも、けっこう低糖度のジャムなので、普通のジャムに比べるとカビが生えやすくなるみたいで、この点は要注意。ジャムに入れるスプーンは清潔なものを使うようにして、なるべく早く食べきるのがおすすめです。

瓶の大きさを比べてみても、紅ほっぺのいちごジャムは190gで、お徳用のジャムは470gと、紅ほっぺのいちごジャムのほうが少し小ぶりなのですが、日持ちのことを考えると使いやすい大きさと言えそうです。

というわけで、実際に食べ比べしてみました

もちろん、パンにそのまま塗ってもいいのですが、おうちCO・OPのサイトによると、果実感を重視したジャムなので、ヨーグルトやチーズとあわせていただくのもおすすめって書いてありましたよ。

というわけで、それぞれのジャムととろけるチーズをあわせてみるることにしました。焦げ目があまり見えませんが、これは管理人がポップアップトースターに慣れきってしまって、久々のトースターの調節ができていないせいで、一応トーストしています(汗)

お味のほうはというと、やはり甘さひかえめの紅ほっぺの苺ジャムのほうが、チーズとほどよく合っていておいしいです。果実がゴロっとしてるとこもおいしいですよ。お徳用ジャムはやはり甘さがすこし強めで、チーズと一緒だと重くなる印象があります。

いちごミルク

牛乳にいちごジャムを混ぜるだけ♪ いちごミルクを作ってみました

そして、いちごミルクでも挑戦。これ、日本ジャム工業組合で紹介されていたレシピで、牛乳にいちごジャムを混ぜるだけという簡単レシピの飲み物です。

写真の左側が紅ほっぺの苺ジャムで、右側がお徳用いちごジャムで作ったものなんですけど、見た目でもわかるかな?

紅ほっぺの苺ジャムでいちごミルクを作る

牛乳150ミリリットルに苺ジャムを大さじ1

牛乳150ミリリットルにいちごジャム大さじ1くらい… ということで、このくらい入れてみました。

元のレシピには「ミキサーで攪拌する」と書かれていたので、果実がゴロゴロしている紅ほっぺの苺ジャムもミキサーしないとだめかなと思ったのですが、牛乳の量を少なめにして、ゴツゴツしたコップで混ぜると、意外ときれいに混ざってくれました。

写真ではちょっとわかりにくいけど、うっすらとピンク色になっています。

もちろん、お徳用ジャムでも作ってみました。あれ? ちょっと量が多かったか(汗)

お徳用ジャムでいちごミルクを作る

お徳用ジャムでも作ってみました

後から写真で見ると、お徳用ジャムのほうが少し量が多かったみたいですが(汗)それでも冷えた牛乳にジャムを混ぜるだけというシンプルなレシピのせいか、味の差ははっきりとした違いがありました。

お徳用ジャムのほうは、「いかにもジャム」という感じで仕上がるんですね。紅ほっぺのほうは優しい上品な味わいで、「大体こんな感じ?」といった作り方でもおいしくできあがります。これは忙しい朝でも重宝しそうな一品になりそうです。

その他にも違いがいろいろありました

フタ大きさ比べ

このフタの大きさの違いが、開けやすさにも影響するのです

当たり前の結果かもしれませんが(汗)やはり「いちごのおいしさ」で選ぶならユーコープセレクションの「静岡県産の紅ほっぺの苺ジャム」がおすすめです。アレンジレシピも、上品で優しい味に仕上がるところがよかったですよ。

この他、味以外にも違う点がいろいろありました。例えばフタの大きさです。

瓶の大きさが違うんだから、フタの大きさも違うのは当然なのですが、お徳用のフタはちょっと開けにくいので、ガスコンロの火であぶって、sumi父が力いっぱい開けることでようやく開けることができました。いちごジャムあるあるですよね(汗)

でも、紅ほっぺの苺ジャムは、管理人がお徳用のいちごジャムのフタをガスコンロの火であぶっている間に開いてました。小ぶりのフタだから、sumi父も力を入れやすかったみたいです。

あと、カロリーを気にしている人は、紅ほっぺのいちごジャムのほうがおすすめですよ。

お徳用のいちごジャムは100gあたり260kcalなので、1食あたり20gは52Kcalですが、紅ほっぺの苺ジャムは20gあたり33Kcalですむのです。さすが低糖タイプ。

いちごのおいしさで選ぶのもアリですが、カロリー抑えめの朝ご飯にしたい人にもおすすめです。ジャムの価格は400円くらいでした。

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