散歩、デジカメ、たまに料理。 お買い物で利用する通販情報をまとめつつ 身近なテーマでゆるゆると記事をつづるブログです。

備蓄のポイント、「救助」を待つ非常食と「生活」を支える非常食の違いに注意

クッキー

非常時の食事というと、どんなものを思い浮かべるでしょう? 乾パン、缶詰類、バランス栄養食、ビスケット類、ナッツ類… いろいろ思い浮かびますよね。

実はこれ、登山の際の非常食(遭難など緊急時にとる食事)と考え方が被っているんですよ。例えばこんな感じ。

・火を使わなくても食べられる
・軽くてかさばらない(登山の邪魔をしない)
・保存がきく
・栄養価、カロリーが高い

山岳遭難時と災害時の非常食は似ているけれど、大きく違う

登山の場合は持ち歩く必要があるので、携帯できる食糧も限られているし、救助されるまで生命を維持することが目標になるので、基本、動きません。

でも、災害の場合、もともとそこは生活の場なんですよね。

救助されればその場を離れてしまう非日常の登山と違い、被災場所は災害後も暮らしていく日常生活の場でもあるので、被災したからといってジッとしているわけにはいきません。壊れたものを片付けて、再び日常をおくることができるように再建していかなくてはいけないのです。

しかも2~3日程度で結論が出される山岳遭難に比べ、災害の場合は通常の生活に復旧するまで時間がかかることもあります。

※2016年に長野県で発生した山岳遭難では、行方不明になった6人に対して、警察の捜索日数は通報から平均で2.6日という報道がありました

長期にわたる災害時の食事は、「緊急時に対応する食事」+「健康が維持できる食事」も必要

いくら遭難時と災害時で非常食の条件が重なるからといって、遭難時に利用する食事ばかりで過ごしていては健康にも悪いし、長期戦になってくると、日々の生活がつらくなってしまいます。

実際、熊本地震のときは、避難所での食事のツイートが、ご飯やパンばかりで、おかずがほとんどないことが注目を集めたことがありました。

避難所に届けられる救援物資の状況にもよりますが、自治体を中心とした救援物資では、保存の面や物資調達の面から、乾パン、アルファ米、インスタント麺など、主食に偏ることが多いようです。

食品企業から寄付がある場合でも、生鮮食品や冷凍食品など、傷む恐れがあるものは救援物資には選ばれません。大量生産しているもので、日持ちするものに偏ってしまいます。

でも、こうした偏った食事では、健康を維持することが難しいですよね。阪神淡路大震災のときには、避難所に入った人の40%が便秘になってしまったため、後から野菜ジュースや乾燥野菜が避難所の食事に加えられたりしていました。

こうした状況は今後改善していくかもしれませんが、いざというときの準備に知っておきたい情報です。

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