テレビのアナログ放送が終了するのは2011年7月24日。なかなか進まないと言われてきた地デジ化ですが、最近のニュースによると、先月末で終了したエコポイント効果で地デジに対応したテレビの普及がかなり進んだそうです。

ネコ
Fatty watching himself on TV / cloudzilla

でも、わが家はまだ地デジ化していませんでした。

だって、ねえ、テレビはまだ映るし、変な文字は出てるけど普通に見れるし。来年の夏ってことは、まだあと7カ月もありますよ。

そんなふうに思うと、まだもうちょっと時間があるように見えますもんね。でも、地デジ対応のテレビを買ってくればすぐに見れるとは限らないのが地デジ放送だったりするようです。

どういうところに注意すべきなのか、まずはざっくりと調べてみました。

【地デジを視聴するための3つのポイント】
1.地デジの電波は届いているか?
2.地デジのアンテナが受信できる状態で適切に設置されているか?
3.受信した地デジの電波を受信できるテレビがあるか?

な~んだ、簡単じゃないですか♪ たった3つしかありませんよ。
いえいえ、これが調べてみるとかなり奥が深かったのです…。さらに、ざっくりとまとめてみました。

ポイント1 地デジの電波は届いているか?

TV父さん
SAKURAKO meets TV-tousan. / MJTR (´・ω・)

当たり前ですが、地デジ放送の電波が届いていなければ地デジ放送を見ることはできません。

社団法人デジタル放送推進協会「Dpa」によると、全国都道府県庁所在地では2006年12月までに放送が開始されていて、2009年の時点では視聴可能世帯は全世帯の97.5%を占めるそうです。

残りは順次中継局が設立され、エリア拡大が行われるそうなので、数字から判断するとよほど特殊な地域でない限り大体は見ることができそうですよね。

でも、デジタル放送はアナログ放送に比べると、「直進性」という電波の性質上、障害物があると見ることができない場合があるそうです。それが難視聴区域と呼ばれる場所です。

まず考えられるのは山間地や僻地など特殊な場所。実際、アナログ放送が終了になっても中継局の開局が間に合わないため、地デジ非到達地域となる所が約2%程度残ってしまうそうです。

でも、たとえ地デジ対応区域内であっても、送信所と受信機の間にビルなどの障害物があると信号が届かずに見れなくなってしまうことがあるのです。この場合も難視聴区域と呼ばれることになります。

こうした場合、地デジ放送に対応したケーブルテレビにしたり、地デジに対応した共聴設備を利用したり、なんらかの対策が必要になってきます。

ポイント2 地デジのアンテナが受信できる状態で適切に設置されているか?

アンテナ
Antennae / ThisParticularGreg

地上デジ放送はUHF帯の周波数を使って行われます。つまり、UHF帯の周波数を受信できる設備が必要になるわけです。それも、ローバンドと呼ばれる13ch~30chのものが必要です。

UHFアンテナが地デジに対応したローバンド(13ch~30ch)であるか否か。違う場合、適切なものに取り換える工事が必要になります。

そして、設置したアンテナは送信所の方向に正しく向いていなければなりません。このため現在使用しているUHFアンテナが地デジに対応したものであっても、再調整が必要になったり、地デジ用にアンテナを増設しなくてはいけなくなることがあります。

それから、受信設備もUHFのローバンドに対応したものでなくてはいけません。

アンテナから同軸ケーブルに信号を受け渡す受信設備にはUHF・VHFの混合機、屋外用ブースターがありますが、こうした機器ももUHFのローバンドに対応したものでなければいけないわけです。もし適応していない場合、追加したり取り換えたりする工事が必要になります。

また、アナログ放送で難視聴区域だった地域では、利用者がそれとは気づかないまま共聴設備を利用していることがあります。その場合、共聴設備を地デジ対応にする工事が必要なのですが、気がつかないまま対策が遅れる可能性が指摘されています。

こうした共聴設備では所有者や管理者がはっきりしない場合があり、責任者不在で対策が遅れてしまうとアナログ放送終了時に地デジ難民化しやすいと危惧されています。

さて、アンテナ一つとってもいろいろな問題があるようですが、無事にアンテナが地デジに対応できたとしても、もう1つ注意すべき大切なポイントがありました。地デジを視聴するために必要な信号レベルが確保できているかどうかです。

※おまけポイント 受信する信号レベルは適切か?

地上デジタル放送は受信に必要な信号レベルに達しないと見ることができません。このことは屋内配線から影響を受けることもあるのです。つまり、配線の状態によって受信できなかったり、受信レベルが落ちてしまうことがあるのです。

集合住宅でフィーダー線を使っていると、ロスが多いため地上デジタル放送の信号が届かない部屋が出ることがあります。その場合、棟内の配線を同軸ケーブルに入れ替える工事をする必要があります。
では同軸ケーブルなら大丈夫かというと、そうでもありません。細いケーブルの場合、ロスが大きくノイズにも弱いため受信レベルが落ちてしまうことがあるのです。その場合、S-5C-FB程度のケーブルに入れ替える工事をしなくてはいけません。

ポイント3 受信した地デジの電波を受信できるテレビがあるか?

この点はエコポイント効果でかなり改善されてきているようですが、中にはいまだブラウン管でアナログ放送しか見れないものもあるわけです。

ええ、それがわが家なのですが(汗)

最近ではテレビ画面の右上に「アナログ」とぼんやりしたロゴマークが浮かんでいたり、上下の黒帯の下部分に「ご覧のアナログ放送は…」と、番組放送中しつこいほどメッセージが出続けるようになったので一目瞭然になりました。

地デジ対応を迫るメッセージ

こうした場合、地デジ放送に対応したテレビを購入するか、地デジ放送に対応したチューナーを内蔵した周辺機器で補うか、もしくは地デジ放送に対応した外付けのチューナーで補うことになります。

エコポイントを満額でもらえたのは11月末まででしたが、わが家はなんとなく買いそびれてしまったので、3番目の選択肢、地デジ放送に対応した外付けのチューナーで対応することにしたのでした。

電話線につながっていないので双方向のデータのやり取り(例えばTV番組のクイズに参加するとか)はできませんが、簡単な番組表も見れるし、番組の基本情報も見れるようなので、地デジを「見るだけ」ならこれで十分だと思いましたよ。

でも、やっぱり先でちゃんとしたテレビを買おうと思います(汗)

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