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知っているようで知らない液晶モニターの豆知識。23日に行われたEIZOダイレクトのプライベートセミナーで教わったこと、その2です。

この記事では、8つのポイントのうち残り2つ。コントラスト、色域のことをまとめてみます。
この辺からちょっと難しくなってくるんだな(汗)

モニターのコントラスト、色域

コントラスト

写真を加工するソフトにもコントラストという機能があるので、言葉はなじみ深いですよね。液晶モニターでは白と黒の差を示すそうです。言い換えると、黒をどこまで表示できるのか、ということになります。

表記は「1000:1」といった比率の形で表わされます。「1000」が白、「1」が黒を示します。

コントラスト

上の図で見比べているのは、白の輝度と黒の輝度です。あ、色合いは適当です。こんな感じというイメージで見てくださいね(汗)

Aを500:1、Bを1000:1のモニターだとすると、図で見るようにメリハリに違いが出てきます。こうしてみると、なるほどコントラストの高いほうがくっきりした映像が楽しめるわけですね。

ただ、専門的な問題になるのですが、コントラストが高すぎるとシャドウ部の色が強く締まるので、カラーマッチングが難しくなることもあるそうです。それから、目の疲れからいうと、やはり輝度とのバランスにも気を配ったほうがいいようです。

ともあれ、黒さを追求する場合、例えば200カンデラの輝度でコントラストが1000:1の場合、こんな計算で明るさを求めることができます。

輝度200でコントラスト1000:1の場合=200/1000=0.2カンデラ

輝度が300カンデラだと…

輝度300でコントラスト1000:1の場合=300/1000=0.3カンデラ

本当の黒は0.0カンデラで表されるので、計算して出した数字が0.0に近いほうがより黒を表現していることになります。

それでいうと、上の例では輝度が300カンデラに比べ、200カンデラのほうがより黒を表現しているということになります。

もちろんこれはモニターの個体差から多少のばらつきが出るものらしいし、終始バックライトが点灯している液晶モニターでは本当の黒である0.0カンデラを表現するのは物理的に無理なことみたいですけど、メリハリのある画面を求めている人は頭の隅にちょっとだけ入れておくといいかもしれません。

色域

色域

モニターは、赤、緑、青と3種類の色の要素で構成されています。RGBってよく聞きますよね。Rはレッド(赤)、Gはグリーン(緑)、Bはブルー(青)を表します。

ということで、FORIS.HDをクローズアップレンズで無理やり撮ってみました。実際に赤、緑、青の3つの点が見えるかな?

こうした色は、モニターなどの表示機器によって再現できる色の範囲が違うそうで、色域で表されます。色域には、現在「sRGB」と「AdobeRGB」の2種類があり、sRGBは国際標準会議が定めた規格、AdobeRGBは Adobe Systemsが提唱する規格です。

一般的な機器はsRGBに準拠しているものが多く、入力と出力で色の差が少ないという特徴があります。

それに比べると、AdobeRGBは緑を表示する領域が大きく、実際の色と異なったカラフルな色合いになるのですが、印刷や色校正などの適合性は高いと言われています。

最近は家庭向けにもAdobeRGBに対応したものが登場していますが、まだまだ過渡期。専門職の人はsRGBとAdobeRGBの両方をチェックできる環境を作ったほうがいいようです。

ということで、この項目は一般的な使い方をする人にはあまり関係がなかったかも。
見た目がきれいというくらいで、よくわかりませんしね(汗)

ただ、写真を本格的にやりたい人は大きくかかわってくる項目なので、チェックする必要があるようです。

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※この記事は2008/05/02 に「日々歳々」に掲載したものを加筆修正しています。

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