ストレスはやっぱり肌に出る!? 肌トラブルの原因と解消法

パンケーキ

お肌には自らを守るバリア機能があります。でも、肌の潤いを保ってバリア機能を維持してくれる角質層は、わずか0.02mm程度の厚みしかありません。

間違ったスキンケアをするだけでも、肌のバリア機能を低下させてしまうケースを別記事で紹介しましたが、この記事では内的ストレスもけっこう影響がある点をまとめてみました。

肌トラブルの2大原因は「外的ストレス」と「内的ストレス」

肌トラブルの原因として、大きく分けて「外的ストレス」と「内的ストレス」の2種類があります。

【外的ストレス】
紫外線、ほこり、乾燥、煙草の煙、摩擦など

【内的ストレス】
人間関係、食生活の乱れ、睡眠不足、疲労など

「間違った肌のお手入れ(摩擦など)」も含まれますが、健康を損ねる原因になりやすい内的ストレスも、お肌のバリア機能を低下させる原因になると考えられています。

「内的ストレス」というとピンときませんけど、上記一覧のように、日常生活のもろもろが該当するんですね。睡眠不足がたまったりすると、確かにお肌に悪いです。

こうしたストレスは血管を収縮させるので、血流が悪くなってしまい、大量の活性酸素を生み出すと考えられています。

活性酸素自体は殺菌や解毒作用を持っているので、適度な量であれば免疫として有益なものですが、過剰になると体やお肌に悪い影響があるというわけですね。

また、ストレスがホルモンバランスに大きな影響を与えることもあります。

ストレスに対応するため、男性ホルモンや副腎皮質ホルモンが増えると、皮脂の分泌が過剰になってニキビや毛穴の詰まりの原因になったり、肌のバリア機能が低下して肌トラブルにつながったりするのです。

こうしたストレスは完全になくしてしまうわけにはいかないので、上手に付き合っていくことが大切になります。

基本的な生活改善になりますが、内的ストレスの対策として以下のポイントがあります。








スキンケアのポイント

化粧品のイメージスキンケアのポイントは、肌に負担をかけない「洗顔」と適度な「保湿」が大切。本当に基本的なことですが、この基本的なところでトラブルを起こしてしまう人が多いようです。

洗顔で落としていいのは、肌の汚れや余分な角質で、必要な皮脂まで落としてしまってはかえって肌にダメージを与えてしまいます。

肌の理想的な水分量は40~50%程度。

保湿が大切だからといって、クリームや化粧品を使いすぎると、毛穴をふさいでしまったり、かえって肌に負担をかけるリスクを増やしていたりすることがあるので要注意です。

バランスのいい食事

食事のイメージストレス対策も基本はバランスのいい食事が大切になります。

アミノ酸(たんぱく質)と脂質は、肌を作る基礎的な栄養素なので、食事からしっかりとることが重要。良質なたんぱく質は、「魚」や「豆類」に含まれています。

「脂」は、なにかと目の敵にされてしまいますが、肌のバリア機能には「脂質」も欠かせません。オイリー肌が気になるという人も、良質な脂質(オメガ3)をとるようにするのがおすすめです。

オメガ3というのは、青魚に多く含まれています。

この他、肌のトラブルを防いでくれる、ビタミン、ミネラルを野菜や果物から積極的にとるようにします。

適度な運動

運動している人のイメージ適度な運動は、お肌の血行を促進して老廃物の排出を促してくれるので、お肌を健康に保つためにも大切です。

また、体を動かすことで、ストレス解消にもなるところがうれしいポイント。

ジョギングやウォーキングといった本格的な運動の他に、朝晩に軽いストレッチを取り入れたり、一駅分多めに歩いたり、2~3階程度ならエレベーターをやめて階段を昇り降りするといった軽い運動もおすすめになるみたいですよ。

睡眠

睡眠のイメージ適度な睡眠は、トラブルが起こったお肌を再生させるのに大切な時間です。

毎日眠る時間が違う不規則な生活は、ホルモンの分泌を狂わせてお肌の治癒力を落としてしまう原因になってしまうので要注意。

現代社会ではなかなか難しいことですが、寝る前1時間くらいは照明を落とし、テレビ、パソコン、携帯といった明るい光は見ないようにするのが質のいい睡眠のためにはおすすめです。

紫外線対策の目安としては、UV指数というものがあります。

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