入道雲

毎年、梅干しを作るたびに頭を悩ませるのが土用干し。晴れた3~4日間、梅を天日に干すんですけど、これがなかなか難しいんです。今後のためにも、ちょこっと調べてみることにしました。

そもそも、ここから考える

まず、なぜ土用干しというのか?

名前のとおり、ずばり土用の時期に行うことから「土用干し」といいます。暦でいうと土用は立夏の前の18日間。梅雨明けすぐだと晴天が続くことが多いので、梅雨明けを目安にするといいのかも。

でも、今年みたいなカンカン照りの暑い日は、天気予報の梅雨明けを待たずに早めにやっててもよかったかもしれませんね。小梅だったし(汗)

では、なぜ土用干しするのか?

これ、主な目的は殺菌のようですね。余分な水分を飛ばして保存性を高めます。太陽に当てることで色がよくなるっていうのもあるみたい。なので、しっかりお日様に当てるために、お天気続きの安定した陽気を選んで土用干しをするわけです。

このほかに土用干しでは、途中、夜間も出しっぱなしにして夜露に当てるということをします。こうすることで果皮や果肉がやわらかくなるそうなんですが、問題なのが、この夜露なんですね。




夜露は、いつ、どこでできるのか?

…だって、夜露って見たことあります?(汗)

車を持ってる方や夜空をカメラで撮影する方は夜露を経験することがあるみたいですけど、私みたいに遅寝のうえにあんまり早起きじゃない人間は、実は夜露を見たことがないんです。

ベランダで初めて土用干しをしたとき、頑張って早起きして梅の様子を見たんですけど、このときも夜露なんてどこにもついてなかったんですね。「やっぱり起きるのが遅かったから夜露がかわいちゃったのかな~」なんて無理やり納得してたんですけど…。

もしかして、関西は暖かいから夜露そのものがないのかも!

まさか、そんな、身もふたもない(涙)明鏡国語辞典を見てみると、こんなふうになっていますよ。

露(名)
晴れた日の夜間などに、空気中の水蒸気が冷たい物体の表面に凝結して生じる水滴

つまり、空気中の水蒸気が、梅の表面で水滴に変わる条件がそろってないといけないわけですよ。む~ん。でも、じゃあ、その条件って何?

夜露ができる原理はとても専門的

気温がこれくらいで湿度がこれくらいなら、必ずどこでも夜露ができる! …みたいな簡単な目安があればいいんですけど、実際はそんな単純なものではなく、その場所に露を結ぶのに適した湿気を運ぶ、程よき風も必要みたいです。湿度も「相対湿度」っていうものを見るみたいだし。

解説しているページを見つけてはみたのですが…。

基礎3: 地表面の熱収支と気象
3.7 結露量と風速の関係

近藤純正ホームページ

…え~っと。もうそっと、単純明快な頭でも判断できる、簡単明瞭な目印みたいなものはないですか?(汗)

夜露ができない理由を考えてみる

頑張ってもうちょっと調べてみたんですけど、「ベランダで夜露」っていうことがそもそも難しいんじゃないかという話ばかりが出てくるんですね。

まず、コンクリートの建物は熱いことが原因。

コンクリートは熱をため込んでなかなか冷めない性質があるんだそうですね、「蓄熱」というらしいんですけど。そういえば、コンクリートの建物の多いことがヒートアイランド現象の原因の1つだといわれています。こうしたことから、ベランダは熱いから夜露は付きにくいんじゃないかという話。

さらに、ベランダは露のできる場所ではないんじゃないかということ。

ベランダってどうしても上の階のベランダ部分がひさしのようになってますよね。屋根があるわけじゃないけれど、屋根がある状態です。

干草は霜を避けるために南側の軒下で管理するんだそうですよ。うちのベランダ、南向きなんですけど(涙)

つまり、じゃあ、露を当てるには、ベランダはもともと不向きな場所ってことですか!

憧れの土用干し、天気のほかに環境がとても大切だったんですね。
昔スタイルの土用干しができるっていうのは、実はとても幸せなことだったのか…。

でも、いつか、夜も干す昔ながらの土用干しをやってみたいです。

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