
2013年母の日ギフトのデザイナーズブーケ
写真は3月8日(金)に開催された「母の日フェア2013」のもようをクロスワークの笠井さんから写真提供していただきました。ありがとうございます!
管理人もネットのライブ視聴で参加させてもらったので、詳細をご紹介します。
写真は日比谷花壇の花束「レヴール」。「永遠の幸福」という花言葉を持つ青いカーネーション、「ムーンダスト」を使ったデザイナーズブーケです。
ここでちょっとムーンダストに関して豆知識。
ムーンダストの生産地は遠く離れた南米にあります。15~22度という常春の気候と、赤道直下の標高2200~2500メートルの高地であることが、ムーンダストの生産に適しているのだとか。
徹底された品質管理の中でも、トップクオリティの10%のみが厳選されて日本に輸入されているという、希少なお花です。
しかもこのお花、開発には世界で初めてバイオテクノロジーが用いられた、ちょっと珍しいお花なんですよ。
ブランド化されて発売になったのは1997年ですが、7年後の2004年には同じくバイオテクノロジーで開発された青いバラ「アプローズ」とともに、生花では初めてのグッドデザイン金賞を受賞しています。
誰も見たことがないものだから見てみたい──
そんな研究者の好奇心と探究心が生み出した奇跡のお花です。
でも、ムーンダストって意外と色合いが難しい
ムーンダストって、大抵が白やサーモンピンクといった組み合わせが多くて、どちらかというとシックで落ち着いた、少し年配の方向けのお花の印象がありませんか?
でも、日比谷花壇の花束「レヴール」は、そんなイメージを一変してくれますよ。
ムーンダストを引き立てる深紅のバラ、そしてユニークな形をしたグロリオサリリー、組み合わせの楽しさの他に、ヨーロッパテイストのきいた濃いめの色使いが印象的です。
この花束は、ペタロ・シリーズのデザイナーズコレクションでも登場した、筧久美子さんが手がけているんですよ。1万円くらいの予算を考えているなら、他にはないこうしたデザイナーズブーケがやはりおすすめです。
キラキラとした好奇心に満ちたお母さんに、幸せに満ちた未来を願う気持ちを束ねた花束として、人生の節目やお祝いにぴったりの贈り物です。