
2014年秋冬シーズンのデザインを付けたフェリシモスタッフさん
「シェイプレット」ってご存知ですか? フェリシモの商品名にしか見当たらないので、もしかするとフェリシモオリジナルの名前なのかもしれませんが(汗)
最初の写真のように襟に付けてアクセントにしたり、ウエストの後ろを寄せて、服のラインに変化を付けたりすることができる、おしゃれアイテムです。
日本に昔からあるもので言えば、羽織り紐にあたるグッズになるみたいですよ。
羽織り紐って何?
羽織りの襟に付ける紐で、胸元が開かないように結んでとめる役割があります。
古くは直接襟に縫い付けていましたが、襟に「乳」(ち)」という輪状になった部分を設け、独立した羽織り紐を自由に取り替えておしゃれを楽しむようになりました。
最初は「乳」の部分に羽織り紐を直付けしていたようですが、幕末ごろになると誰でもより簡単に楽しめるように、羽織り紐の端に「鐶」(かん)という金具を付けて「乳」に留めるようになります。
和装の中でもファッションのポイントになるため、昔から素材や色にこだわりを持って作られてきました。
使い方は工夫しだい

2014年秋冬シーズンで展示されていたシェイプレット
というわけで、紐、もしくはチェーン状の両端にクリップや金具がついていて、「何かを寄せて固定するもの」と考えて調べてみると、よく似たアイテムがいろいろあるみたいです。
・カーディガンクリップ
・帽子クリップ
・ひざ掛けクリップ
・ナプキンクリップ
ストール、カーディガン、帽子、ひざ掛けなどは、使うものの名前が付いているだけなのでわかりやすいですよね。
ナプキンクリップというのは、和装などで胸元にナプキンを広げて固定するもので、肩からナプキンの端をクリップでとめて汚れ防止に使うみたいです。
2015秋冬シーズンのデザインはアンティーク風のおしゃれなデザイン
大きな特長として、フェリシモのシェイプレットはウレタンゴムが使われているので、ある程度動きにそって伸び縮みしてくれます。
だからウエストの後ろに付けて、服のラインを寄せることができるというわけですね。
でも、いろんな使われ方をするクリップの性格からすると、アイデアしだいでいろんな楽しみ方ができそうですよ。

2015年秋冬シーズンで展示されていたシェイプレット
上記写真は9月10日に神戸で開催されたフェリシモフェアで紹介されていた2015年秋冬シーズンのデザインですが、アンティーク風のニュアンスが程良く入った上品な印象に仕上がっていました。
最初の写真は2014年の秋冬シーズンのシェイプレットなのですが、こうして見ると雰囲気がずいぶん違うものですね。1つずつコレクションするのも楽しそうです。
(この商品は1回の注文で毎月1本ずつ届けられる頒布会方式の商品です。2回目以降をキャンセルすれば、1回だけのお届けにすることができますよ)