母の日にリーガースベゴニアを贈る時に知っておきたい豆知識

ボリアスダーク

2013年3月開催の「母の日フェア2013」で紹介された、イイハナ・ドットコムのボリアスダーク

※写真は、クロスワークの笠井さんから写真提供していただきました

リーガース・ベゴニアは、エラチオールベゴニアとも呼ばれるベゴニアの一種です。ネットでは2000年の初めごろから紹介され始め、バラ咲きの豪華さもあってカーネーションに負けない人気のお花になりました。

とはいえ、希少品種ということもあって、2010年ごろまでは母の日シーズンがスタートしてすぐに売り切れてしまうことが多々(汗)競争率の激しいお花です。

現在は数もそろってきたので、「気が付いたら売り切れていた…」という悲劇は少なくなってきていますが、新品種や希少品種はやはり取り扱いが少ないようです。

「いつもと違う珍しいものを!」ということなら、母の日ギフトの紹介が始まる2月ごろに、すぐにチェックするのがおすすめですよ。

リーガースベゴニアってどんな花?

ベゴニアの仲間は世界中で2000種以上あると言われていますが、園芸品種のベゴニアの多くはかなり暑さに弱いため、日本では専用の温室で栽培しなければいけないお花でした。でも、病気や暑さに強く育てやすいベゴニアが作出されたことから、一気に身近な園芸品種となります。

こうしたベゴニアは作出した育種家のオットー・リーガー氏の名前をとって、「リーガースベゴニア」とも「リーガルベゴニア」とも呼ばれています。

最近では、リーガーさんが作出した品種以外にもたくさん登場しているので、すべてひっくるめてエラチオールベゴニアとも呼ばれています。

八重咲きでボリューム感のある品種はバラの花に似た豪華さがあるので、母の日ギフトでも人気を集めています。

リーガースベゴニアとの付き合い方

ベゴニア本来の開花時期は、実は11月~3月です。

つまり、母の日シーズンは本来のお花の時期ではないのですが(汗)

園芸品種は日の長さをコントロールすることで1年中楽しむことができるので、母の日ギフトでも利用することができるんですね。

母の日ギフトで取り扱っているリーガースベゴニアは、室内で管理すれば夏くらいまでは楽しむことができるので、贈ってすぐに花の時期が終わってしまった… なんてことにはならないのでご安心を。

意外と寒さには弱いので、母の日シーズンに手に入れて育て始めるほうが初心者さんには育てやすいというメリットがあります。

一般の家庭でも日当たりのいい室内で10度以上を保つことができれば、冬の間も花を楽しむことができますよ。

この場合のコツは、昼間は日当たりのいい窓際に置いて、夜は冷えないように部屋の奥へ移動させること。ただし、暖房器具のそばは高温と乾燥で株を弱らせてしまうので、避ける必要があります。

このように置き場所に気を使うので、その点は少々面倒臭い花鉢です(汗)

「そんなに手はかけられないなー」という人は、冬の間は球根が凍らないように注意しながら休眠させておけばOK。この場合、春と秋の2回、お花を楽しむことになります。

ともあれ、「花の少ない冬も楽しめる」という点は、お花好きのお母さんにぴったりの贈り物です。

イイハナなどの専門店で取り扱っているお花は、育て方のポイントが詳しく解説された栽培説明書が入っているので、「初めてリーガースベゴニアを育てる」という人も慌てずに世話をすることができますよ。

スポンサーリンク