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各地の図書館で、「電子図書館」がスタートするところが出てきました。

「電子図書館」って、名前からしてなんだか便利そうですよね。

でも、どこがどんなふうに便利になるのかよくわからないところがあります(汗)

我が家はsumi父の目が不自由で、視覚障害者向けの図書を利用してるので、それと比べるとどんな感じなのかまとめてみました。

各地で始まった電子図書館の概要

【利用の仕方】
閲覧するのみの大阪市立図書館は、インターネットにつながってるパソコンのみ。

貸し出しができる図書館は、iPad、iPhone、Android対応のスマホ、タブレットなど、一般的に使われている端末なら大体使えるもよう。

対応ブラウザはInternet Explorer、Safari、GoogleChromeなど。対応OSや対応ブラウザが明示されているので、各図書館で確認すること。

電子図書館を取り扱っている図書館で、その図書館の利用者カードを持っている人が利用できる。
(図書館のある市町村に住んでる人、その地域で働いてる人など)

利用には、図書館カード番号とパスワードが必要。

パスワードはネットから登録できるところもあれば、図書館のカウンターで手続きが必要な場合もあるので、利用したい図書館で確認すること。

図書の利用は、図書館のサイトからID、パスワードを入力してログイン。「電子図書館」の項目から利用したい書籍を探して、「借りる」→「読む」を選択していって、読み込みが完了すれば読めるようになる。

【メリット】
インターネット上の図書館なので、図書の貸し出し、返却がネット上でできる。
普通の図書館と違ってネット上なので、24時間いつでも利用できるところがメリット。

【デメリット?】
大阪市立図書館の電子書籍は、端末に取り込むダウンロードと違って「閲覧」という形。

なので、一冊の電子書籍は一度に一人しか利用できない。他の人が見ているときは、後から見に行った人は見れないので、閲覧が終わるまで待っていないといけなかったりする。

貸出可能な場合、貸出に期限があり、貸出期限を過ぎると自動的に返却扱いになるので、読み残しがある場合は再度貸出手続きをする。

(期限を待たなくても、「返す」ボタンを押すと返却扱いになる)

延長期間などは、普通の図書館での利用と同じような感じになるみたいですが、延長は1点だけ1回のみとか、予約が入っている資料は延長不可といったルールがあるみたいなので、やっぱり利用する図書館で確認する必要があります。

デイジー図書(マルチメディアDAISY図書)

プレクストークPTR2

録音再生機 プレクストークPTR2

視覚障害者や普通の印刷物を読むことが困難な人のために提供されるデジタル録音図書。

これまでの録音物はカセットテープの利用が多かったけれど、国際標準規格のDAISY(Digital Accessible Information SYstem)を採用したサービスです。

デイジー図書を取り扱っている施設に利用登録をすれば、自宅にCDを届けてもらえます。

CD1枚におよそ60時間の録音ができ、章や見出しなどがあるので、ページごとに聞きたい場所へ移動するのがスムーズ。

ただし利用するには専用の再生機器や、専用のソフトウェアをインストールしたWindowsパソコンが必要です。

(「デイジー図書」と違い、CD録音図書で「音楽CD形式」のものなら、通常のCD再生機器で利用することが可能)

視覚障害者等のための電子図書館

プレクストークPTP1

小型録音再生機 プレクストークPTP1

「サピエ図書館」(旧・ないーぶネット2010年に名称変更、2011年に「びぶりおネット」も引き継がれる)など視覚障害者等のための電子図書館のサービスもあります。

登録された図書はインターネットを介して利用者のパソコンに直接配信されます。

SDカードを入れた端末にダウンロードする形なので、希望の図書が貸し出し中で借りられないということはありません。

こちらも利用するには取り扱っている施設に利用登録をして、専用の再生機や専用のソフトウェアをインストールしたWindowsパソコンが必要です。

まとめ

Facebookで話題を見かけた時、「『電子図書館』って、デイジー図書館みたいなもの?」なんて言ってたんですが(汗)こうしてざっと比べてみるとずいぶん違うみたいですね。

ネット上から書籍のデータを閲覧したり借りる形になるので、電子図書館はサピエ図書館に近いのかなという感じ。

でも、貸出に制限があるところは、一般的な図書の貸し出しと同じ感じみたいですね。

ちょっといいところは、端末も一般的なものが利用できるので誰でも利用できて便利というところ。

書籍によっては音声や映像のデータが入ってたりするようなので、この点は音声で読み上げるのがメインの録音図書に比べると表現が幅広くなってるみたいです。

こうしてみると、視覚障害の人も電子図書館が便利そうじゃない? という気がしますが、ログインして書籍を検索・選択する際に画面操作が必要なので、障害者向けの環境が必要になるもよう。

2015年3月現在、三田、小野、赤穂市の市立図書館では、視覚障害者が実際に参加して、視覚障害者向けの専用システムの実証実験が行われていたりするので、これが実現すれば障害者でも気軽に利用できるようになるみたいです。

うちの近所は、まだ電子図書館が始まってないみたいだけど、サービスが始まったら電子図書を利用してみたいなー。

兵庫県はかなり充実してるらしいですよ。

【参考サイト】
播磨町電子図書館
高砂市立図書館
明石市電子図書館
小野市立図書館
三田市電子図書館
赤穂市電子図書館

兵庫県視覚障害者福祉協会
サピエ図書館

(加古川情報)【神サービス】電子図書館でPC・スマホ・タブレットから無料読み放題

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