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毎日骨ケアMBPや毎日一粒MBPをモニターする機会があって、ちょっとカルシウムのことが気になってる管理人です。調べてみると、カルシウムのとり方ってかなり重要みたいですよ。

例えば要介護度1以上の介護が必要な状態には、「関節疾患」や「骨折・転倒」を原因とするものがけっこうな割合で入っているのです。

※厚生労働省 国民生活基礎調査 平成22年(2010年)参照

最近はロコモティブシンドロームが注目されて、転ばない身体づくりが意識されていますが、まだまだ注意が必要みたいですね。

【要介護度別にみた介護が必要となった主な原因の構成割合】

脳血管疾患(21.5%)
認知症(15.3%)
高齢による衰弱(13.7%)
関節疾患(10.9%)
骨折・転倒(10.2%)

健康な骨づくりは、現役世代から始まってます

ロコモ対策として足腰の筋力を鍛えることも大切ですが、骨折の大きな原因にもなっている「転倒」には、カルシウム不足で骨自体がもろくなっていることも原因になっていると考えられています。

しかもこのカルシウム不足、実は現役世代から始まっているのです。

カルシウムの推奨量は、18歳以上女性で650mg/日、18歳以上男性で800mg~700mg/日なのに、20歳以上のカルシウム摂取量は平均509mg/日と、かなり少ないんですよね。

※カルシウム推奨量は厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2015年版)、20歳以上のカルシウム摂取量は平成27年 国民健康・栄養調査結果の概要を参照

また、若い世代ほどカルシウムが不足している食生活が指摘されています。

・主食・主菜・副菜を組み合わせた食事は、若い世代ほど食べられていない傾向で、この世代は外食や中食の利用割合が高い

・特に20~30歳代の女性では、たんぱく質、カルシウム、食物繊維及びカリウムなどの摂取量が60歳以上に比べて少ない傾向にある

※国民健康・栄養調査結果の概要(平成27年)参照

つまり、骨の健康はお年を召した方だけの問題ではなく、現役世代の食生活から始まっているんですね。

思春期は骨の成長にとっても大切な時期

日本人の食生活にカルシウムが足りないという話は今に始まったことではなく、昔からずーっと「足りない、足りない」と言われ続けているわけですが(汗)

でも、子供の怪我の中でも骨折の発生率が過去10年間に1.5倍程度増加したという報告があるのは気になるところです。

※Hagino H, Yamamoto K, Ohshiro H, Nose T, et al. Increasing incidence of distal radius fractures inJapanesechildrenandadolescents.J Orthop Sci.2000; 5: 356-360.

日本人の食事摂取基準(2015年版)で紹介されている「カルシウムの食事摂取基準」で見ても、骨が大きく成長する思春期のカルシウムの推奨量ってかなり多いんですよ。

10~11歳 … (男性)700mg/日 (女性)750mg/日
12~14歳 … (男性)1,000mg/日 (女性)800mg/日
15~17歳 … (男性)800mg/日 (女性)650mg/日

骨の中のカルシウムなどの量は、20歳ごろをピークに徐々に減っていくことが知られています。

思春期から現役世代にかけてカルシウムが足りない状態のままだと、年齢の変化が大きく出てくる高齢世代に骨の健康を保つのが難しくなってしまいます。

特に注意したいのは、高齢女性のカルシウム推奨量に変化があるところ。2010年版の基準に比べると2015年版は600mg/日から650mg/日に増えているんですよ。

食生活から少し考え直す必要がありそうです。

2020年は東京オリンピックですが、その5年後の2025年(平成37年)は団塊世代が75歳以上を迎える大きな節目。

骨の健康にはちょっと気を配っていきたいですよね。

【参考サイト】

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