
点筆と定規と点字盤、点字はこの3つがそろって初めて文字を書くことができます
先ほど投票に行ってきたんですけど、sumi父が珍しく癇癪を起こして面倒くさいことになってました(汗)
そういえば、定規が曲がってて点字が非常に書きにくいってことは前から投票に行くたびにこぼしてたけど、今日は書いてる途中から文字が追えなくなって、自分が書いてる場所がわからなくなってしまったもよう。
「そのうちどれか別のに当たるかと思って我慢してたけど、いつもこの曲がった定規に当たる」とのこと。
いや、普通、そんなに点筆と定規を数揃えてるとこってないんじゃないかな。(あとで投票所の人に確認したら、やっぱり定規はそれ一本しかないらしい)
気になったので、書きにくかったことを前にちゃんと伝えていたのかsumi父に聞いてみたら、「言ってない」という返事。いや、そこはちゃんと言っとこうよ、我慢するポイントがずれてるよ(汗)
小さな窓が並んだ上の板と、窓に合わせて6点のへこみがある下の板で紙を挟んで、上から点筆で押さえることで点を作って文字を書く ── という実にシンプルな構造ですが、歪みがあると6点が窓からずれてしまうので、いくら点筆で押さえても点を作ることができなくなってしまうのが点字の定規なのです。
つまり、文字が書けなくなってしまうんですね。
窓の中を探って文字を書こうと思えば書けないことはないけれど、自分が書いていた場所が把握できなくて点を打ってると、違う文字になっていたりするわけで、投票するときにそれはちょっとまずいですよね。
窓と6点を一つ一つ見比べていけば曲がっているのはわかると思うけど、多分理解されていないから、見た目がまっすぐならそういうところまでは点検されていないみたいです。
sumi父の補助についてた人も、「定規が書きにくくて、書いている場所がわからなくなった」んじゃなくて、ただ単に「書いている場所がわからなくなった」と理解してるみたいでしたよ。
今回は投票所の人に代筆してもらうという技を知ったので代筆してもらってたけど、次回の選挙も定規が曲がってるようだったら最初から代筆してもらったほうがいいのかな(汗)
一応、投票所の人に、定規が曲がってて書きにくいのでなんとかしてほしいことは伝えてみたんだけど… 次の選挙にはちゃんと書ける定規になってますように。