いつの間にか種類がいっぱい♪QVCでも時々見かけるコモパン、買ってみました

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コモパンの福箱

コモパンの夏の福箱。15個も入っているので、けっこう大きな箱です

ずっと前に、「モーニングクロワッサン」とか「黒糖クロワッサン」を箱買いしてお気に入り登録していたんですけど、ここ最近はずっと注文してませんでした。

なので、管理人にとっては「コモパン=クロワッサン」だったのですが、福箱にはさらにいろんな種類のコモパンが入ってましたよ。いつの間にこんなに種類が増えてたの?

それから、ちょっと調べてみると、QVCの「保阪流」で時々紹介されてるのも、このコモパンだったんですね。そういえば、「3日間熟成」とか、「パネトーネ種」とか、どこかで聞いたことがあるなと思ってました(笑)

※「お気に入り登録」とは
コープこうべの宅配カタログ「めーむ」のWEB版では、気に入った商品をお気に入りに登録しておくことができます。

こうしておけば、商品がカタログに掲載された際には「お気に入り注文のページ」にも表示されるので、毎週このページをチェックしておけばOK。見逃しがなくなりますよ。

お気に入りに登録するには、「ご利用記録詳細」か「注文書」の内容を確認するページでお気に入りボタンが表示されているので、このボタンをクリックして登録します。

お気に入り登録した時点の価格も登録されるので、底値チェックにも使えますよ。

コモの福箱ってこんな感じ

(画像をクリックすると、もう少し大きな写真で見ることができます。戻るときはブラウザの「戻る」ボタンで戻ってくださいね)

【夏の福箱 内容】
・おぐら小町 2個
・いちご小町 2個
・デニッシュクリーム 2個
・毎日クロワッサン 2個
・黒糖クロワッサン 3個
・クロワッサンリッチ 3個

全部で6種類、15個入って1,500円くらいのものが1,080円(税抜)になってました。福箱だと、ちょっとお得に、いろんな味が楽しめるのでいいですね♪

お正月にも出てたらしいんだけど、全然気がついていませんでしたよ(汗)福箱は来年のお正月にも登場するらしいので、気になる人は要チェックですよ。

今回の福箱は頑張るパパ・ママ応援カタログの「めーむらいふ」のほうに出てました。管理人はつい最近まで「めーむ」ばかり見ていたから気がつかなかったのかなぁ。

(種類が増えてることで、コモパンと認識してなかったこともあり)

(画像をクリックすると、もう少し大きな写真で見ることができます。戻るときはブラウザの「戻る」ボタンで戻ってくださいね)

この6種類の中ではデニッシュクリームがいちばんおいしかったです♪

クリームパンと言っても、クリームがパンの中にドーンとあるんじゃなくて、生地の中に練り込むような感じで入っていて、程よい甘さでおいしいのです。

デニッシュクリームだけの箱があったら買いたいなと思って、ここ数週間のカタログを見ているのですが、いろいろ詰め合わせの中に入っていることが多いみたいですね。単品の箱売りはないのかしら。

おぐら小町、いちご小町は、「普通にあんパン、ジャムパンかなー」という感じでしたが、考えてみると「自由水分含量」が低いのがコモパンの大きな特徴なんですよね。だからこそ日持ちもするのですが、フィリングを入れると余計な水分は増えてしまうはず。

本場イタリアでも、フィリングを入れるときはレーズンやオレンジピールなどのドライフルーツだったり、フィリングなしだったりするようなので、こんなふうにあんパン、ジャムパンに仕上げるのって、意外と難しいのかもしれません。

(画像をクリックすると、もう少し大きな写真で見ることができます。戻るときはブラウザの「戻る」ボタンで戻ってくださいね)

それから、コモパンのクロワッサンは、ふんわりふかふかした食感が多いのですが、クロワッサンリッチはふんわりしつつもいちばんクロワッサンっぽくて、外の皮も少しパリッとしてる感じでした。

クロワッサンもいろんなのが出てるんですねー。

コモパンって何?

「コモ」はイタリアのコモ地方特有のパネトーネ種を使って、伝統的な製法でパンを作っている会社です。

パネトーネ種というのは、イタリアの天然酵母「パネトーネ種」のこと。100年以上も植え継がれているパン生地種なんですよ。

パネトーネ種には、酵母の他に乳酸菌が共存しているのが特徴で、パネトーネ種のパンを食べることで乳酸菌もとることができるところが魅力です。

コモパン

福箱の側面にはコモパンのキャラクターが!(笑)

「パネトーネ種のパンって、どこにでも売ってるよ?」と思う人がいるかもしれませんが、本当の意味でのパネトーネ種で作ったパンというのは、実はなかなか目にすることができません。

なぜかというと、パンは砂糖や油脂といった副材料をたくさん含んでいるので、ふんわりふくらませるには天然酵母の力だけでは難しいんですね。

伝統的な製法では、この発酵に乳酸菌の力も利用しているのでふんわりと仕上がるのですが、そのためには生地を発酵させるために十分な時間をかける必要があります。

でも、扱いやすくしているパネトーネ種は、パン用イーストと合わせて安定した発酵をさせるものだったり、それっぽく仕上がるように、味と香りを加えていたりするものが多いのです。

パン種にパネトーネ種を使っていても、製法はなんちゃってな場合があるんですね。

パネトーネ種で作ったパンが持つ、日持ち、風味、香りといった特徴は、乳酸菌の働きが大きいので、乳酸菌に注目したい人は、やはり生地発酵に十分な時間をかけて作られているかどうかが要チェックポイントになります。

保阪流でも保阪くんが「3日間熟成」をすごく強調していましたが、実はここがとても大切なポイントだったんですね。

パネトーネ種の風味は、時間をかけた熟成が生み出す

時間をかけて発酵することで、乳酸菌はしっかりと働くことができます。乳酸菌が働くことで、多糖類や酢酸などが生み出されるのですが、ここがポイント。

・多糖類 … 結合水を形成して、生地の「自由水分含量」を少なく維持する(水分活性が低い)
・酢酸 … 焼き上げたあと、パン生地から水分が逃げにくい

パンの水分活性が高いと、生地から水分が飛んでいく過程で生地が硬くなってしまいます。「パンが老化する」なんて言いますよね。

乳酸菌がしっかり働いたパネトーネ種は、多糖類の他にも糖アルコールや酢酸を生みだしているので、焼き上げた後も水分が逃げにくく、水分活性が低く維持されているのが特徴です。

なので、時間がたってもパサつくことなく、ふんわりやわらかな口当たりが楽しめるというわけ。

また、「水分活性が低い」ということは、カビや微生物が活動しにくい環境ということでもあります。

保存料無添加なのに、コモパンが30日以上の賞味期限を誇るのも、こうした乳酸菌の働きのおかげなんですね。

というわけで、コモはイタリア人技術者の指導の下、日本で初めてパネトーネ種の維持管理と伝統的な製法によるパン作りに成功した会社なので、乳酸菌が生み出す風味をしっかり味わいたいという人におすすめのパンなのです。

ちなみに、今年の8月に入ってから、製造技術の向上、衛生管理の徹底によって、コモパンの一部商品の賞味期限が延長されているみたいですよ。

今回、福箱に入っていたコモパンの中では、以下の2種類が該当します。

おぐら小町 35日⇒60日に変更
デニッシュクリーム 35日⇒60日に変更

管理人が購入しているのはコープこうべですが、他地域のコープさんでも取り扱いがあります。

スーパーやコンビニ、パーキングエリアやキヨスクでも置いてる所があるみたいなので、気になる人はチェックしてみてくださいね。楽天市場でも取り扱っている所があるので、意外と手に入れやすいところが魅力です。

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