ホットカーペットの取り扱い説明書を確認する必要がありますが、電気ごたつとの併用は大抵OKみたいですよ。
ただし、使う際にはちょっとしたコツがあります。
こたつとホットカーペットの併用は、温度設定に注意!
ホットカーペットの操作部や本体に、ファンヒーターなどの暖房器具の熱をあてていると、変形して故障の原因になってしまいます。
でも、電気こたつの場合、サーモスタットで一定以下の温度に保たれているんですよね。故障するほど変形する心配はないと考えていいみたいです。
注意するポイントは、こたつの目盛りを「強」にしないこと。カーペットが暖かくならないことがあるようです。
これは、ホットカーペットにも温度調節をするセンサーがあるためです。こたつが一定の温度であたたかいと、「あれ?あったかいじゃん」と判断してしまうため、動かないんですね(汗)
こたつの温度設定は「中~弱」、もしくはつけなくてもOKです。
こたつでゴロリ、はよくあるスタイルだけど…
こたつでゴロリと横になることはよくありますが、ホットカーペットと併用しているときは、低温やけどに要注意です。
低温やけどというのは、体温よりも少し高い温度のものに接触し続けることで起こるやけどのこと。一見、軽い症状に見えても、皮膚の深い部分までやけどをしていることがあります。
国民生活センターが2004年にホットカーペットの使用により発生したトラブルや対策をまとめた報告によると、接触部分の温度が44度の場合、およそ6時間で低温やけどが起こるのだとか。
5つの銘柄を対象に実施したテスト検査では、全銘柄とも表面温度は42度以上、中には45度を超えるものもあったようです。
ホットカーペットと併用する際は、気軽にゴロリと横になって、うっかり寝入ってしまったりしないよう注意が必要です。
身体の同じ場所で長時間接触し続けないように、こまめに体の向きを変えるようにするのもいいですよ。
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