オーストリアワインってご存知ですか?
ご存じの方はかなりのワイン通。世界のワイン市場でオーストリアワインが占める割合は1%に満たないので、「聞いたことがないなー」と思った方のほうが多いと思います。
でも、地図を広げてみるとわかるように、ワインの銘醸地であるフランス、ドイツ、イタリアはご近所さん。気候も寒暖差のある冷涼な大陸性気候に属しています。
実はオーストリアワインの歴史はフランスより古く、紀元前700年ごろにはケルトの人々の手によってワイン造りが行われていたことがハルシュタット遺跡から見つかっているんですよ。
「質より量」から「量より質」へ 世界でもっとも厳しいワイン法のある国
1980年代のワイン界は残念ながら質より量が重視されていた時代があったようで、1985年には世界を揺るがす不凍液混入事件が発生しました。
これを機に、オーストリアワインは生き残りをかけて量から質へ大転換を果たします。
これが世界でもっとも厳しいワイン法が制定される国と評される基礎になっているんですね。
凝縮した果実味を得るために、ワインの収量もかなり厳しく規定されていて、ワインの質を向上するための努力が毎年たゆまなく続けられています。
有機農法などの自然派ワインの取り組みも活発で、オーストリアで製造されるワインのうち20%がオーガニックという、世界でも高い水準を誇っています。
オーストリアのブドウの栽培面積はフランスの半分の50万ヘクタールほどですが、これはオーストリアの3分の1を占める広さがあり、首都ウィーンでもワインの生産が盛んです。
ワイナリーの中には、なんとベートーベンが第九を作曲したと伝わる家を敷地内に有する所もあるんですよ。
オーストリアは音楽と同じくらいワインも身近にある生産地なんですね。
オーストリアワインの魅力は、なんといってもコストパフォーマンスのよさ
オーストリアワインの魅力は、なんといってもコストパフォーマンスがいいところ。お手ごろな価格で品質のいいおいしいワインが楽しめるのが特長です。
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そして、プロモーション活動に国を挙げて取り組んでいることもあって、オーストリアワインがほとんど知られていない日本では、特に厳選されたおいしいワインが輸入されてきているという事情もあるようですよ。
一般のお店ではなかなか手に入らない分、専門店で手にするワインはハズレがないと言えそうです。
ネットでは通販で手に入れることができます⇒オーストリア ワイン・ドットコム
暑い夏にぴったりな「白」&ワインジュース
グリューナー・フェルトリーナー ロイブナー クロスターサッツ フェーダーシュピール 2013
これからの季節は程よく冷やした白ワインがおいしい季節。
オーストリア固有品種のグリューナー・フェルトリーナーは辛口なので、魚介類との相性がよく、価格も2,000円台~5,000円台で手に入ります。
夏グルメのお供に活躍してくれそうなワインですね。
アルコールがダメな人なら、「ロータートラベンモスト」の赤ワインジュースや、「ワイサートラウベンモスト」の白ワインジュースもおすすめ。
ワイン醸造用のブドウを使ったジュースなので、お酒が飲めない人にもぴったりです。
英語文化圏は、日本と違って果汁100%のものにしか「juice」という言葉を使わないので、このワインジュースももちろん果汁100%のリッチなジュース。
ワインになる前のブドウで作った大人のジュースです。
※「オーストリア ワイン・ドットコム」ではプレゼント向けに特別な包装をしたりするサービスはないようですが、化粧BOXに入ったギフトセットの取り扱いがあります。