紫外線の基礎知識 ~ そもそも紫外線って何?

太陽の光

毎年、今ぐらいの時期になると、「紫外線対策をしましょう」という話がコスメ関係の話題から聞こえてきます。

管理人は若いころ、紫外線対策を特に考えもしなかったせいか大量のシミがあるんですけど(汗)そもそも紫外線のことはよく知らないんですよね。

というわけで、紫外線のことをもっと知ろうと調べてみることにしました。

紫外線は太陽の光に含まれている

波長のイメージ

紫外線は太陽の光の一部として地上に届きます。太陽の光を光の波「波長」で見ると、10~400nm(ナノメートル)辺りが紫外線と呼ばれる部分になります。

1nm(ナノメートル) = 0.000001mm ですから、かなり短いことがわかりますよね。

地上に届く光の中でもっとも短い波長が紫外線なのです。








紫外線の特徴は、目に見えないこと

プリズムで7色に分かれる「可視光線」(かしこうせん)と違って、紫外線は目で見ることができないので、「不可視光線」(ふかしこうせん)と呼ばれます。

そんな太陽の光を簡単な光のスペクトルでイメージすると、こんな感じ。紫外線は紫色のさらに左側の部分。色の外の黒い所になります。

実は地上に降り注ぐ太陽の光の中で、紫外線って5~6%程度なんですよ。ずいぶん少ないですよね!

光のプリズムのイメージ

紫より外側に位置するので、「紫外線」という名前が付けられています。

英語で言うと「ultraviolet」。「紫を超えたもの」という意味です。「UVケア」とか「UVカット」なんて言い方をよくしますが、英語で紫外線を表す「ultraviolet」の略で「UV」なんですね。

作用としては科学的なものが大きく、次のような働きがあります。

・殺菌消毒
・ビタミンDを体内で生成する
・血行や新陳代謝の促進
・皮膚の抵抗力を強める

あれ? 「紫外線」というとお肌の老化に影響するって聞くのに、意外と体にいい働きが多いみたいですよ。もしかして紫外線って体にいいんでしょうか?(汗)

というわけで、もうちょっと調べてみることにしました。

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