駅から直行したので、洞内に入る前に手荷物はロッカーへ預けちゃいました。バス停そばの秋芳洞観光センターにありますよ。
洞窟そばのお土産屋さんの中には何軒か「手荷物預かります」のはり紙をしているお店があったので、観光シーズンにはこのロッカーもいっぱいになっちゃうのかもしれませんね。
さて、秋芳洞です。洞内の観光コースはおよそ1km。幅も高さもかなり大きな鍾乳洞です。
鍾乳洞といえば奇妙な形をした鍾乳石が見所ですが、秋芳洞の入り口部分は大きすぎて、石筍や石柱を目で楽しむというより空間を五感で楽しむ大ホールという感じ。そんなわけで照明もあまり明るくないし、カメラのフラッシュも届かないので、デジカメで撮るのはほんと大変でした(涙)
きっと最近の性能のいいデジカメだったら楽勝なんだろうな。黄金柱のとこで「シャッターお願いします」と頼まれたデジカメさんは、液晶画面に洞内も人物もくっきりきれいに表示されてましたから。いいな~、あれ、どこのデジカメだったんだろう。
そんな悲しい「日々歳々」のデジカメ事情ですが、なんとか撮れたものをアップしてみますね。「身代観音」には気がつかず(汗)「青天井」、「長淵」は撮影に失敗して、なんとか写っていた「百枚皿」です。暗いけど、見えますか~?
専門的には、お皿の部分がリムストーン、スープのように水が溜まってる部分をリムストーンプールと言うそうですよ。斜面を緩やかに流れる途中で石灰分がたまっていって、まるで棚田のような景観をつくります。
こちらは少し違う角度から見たところ。う~ん、やっぱり暗いですね(汗)
名前は「百枚皿」ですけど、実際には500を越えるプールがあるそうですよ。すごいスケール。
こちらはしばらく行った所にある「洞内富士」。この辺りが「広庭」という名前の場所で、車椅子で入れる限界となります。
さらに「南瓜岩」「大松茸」「すぼ柿」「縮緬岩」「千町田」と撮影に失敗(涙)
人の目には十分な明るさでもデジカメではどうしても暗すぎるのと、写ってもシャッタースピードが遅くなってるからブレちゃうみたいなんです。
「壁にもたれる」という必殺技も洞内では服がぬれちゃいますし、フランカーさんに教わった「首にかけたネックストラップで引っ張りながら固定して撮る」という方法も、今回に関してはちょっと限界があったかも(涙)
最新機種ならいざ知らず、コンコード君にはちょっと荷が重かったみたいです。三脚があったらまだよかったのかなぁ。
おっと、「傘づくし」という所では何やらいっぱい写りましたよ!
天井から垂れさがっているのは鍾乳石。天井に傘をぶら下げていた昔の傘屋さんに見立ててこんな名前が付けられているそうです。
さて、平坦だった洞内も、「広庭」を過ぎると階段や頭上注意の地点が増えてきます。気をつけてまいりましょう。
続く。
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