紫外線がいちばん強い時間帯っていつ?どれぐらい浴びてるの?

日差しを浴びる木のイメージ

紫外線は、1日のうちでけっこう変化します。

簡単な紫外線対策は、紫外線が多い時間帯を避けて、紫外線の少ない時間をうまくとらえること。日常生活で受ける紫外線のことをしっかり知ることが大切です。

ところで1日のうちで紫外線が強くなる時間帯は、正解は正午を挟む10時~午後2時ごろです。

夏の場合は1日のおよそ60%、冬の場合は70~75%の紫外線を、この時間帯で浴びていることになるそうですよ。








もちろん紫外線の照射量は、大気中のエアロゾルの濃度にも左右されるので、季節でもけっこう違いがあって、4~9月の期間中に1年間のおよそ70~80%の紫外線を浴びていることになります。

こうした紫外線の多いときを避ければ、かなりの紫外線を避けることができそうですよね。

出掛ける場合は、長袖シャツ、日焼け止め、帽子といった対策グッズを利用するのがおすすめ。

木の茂り方にもよりますが、木陰は日向の半分くらいの紫外線量になるので、歩く時はできるだけ日陰を利用するだけでもかなり違うみたいですよ。

思いがけない時に浴びている紫外線もある

カメのイメージ上記の法則からいうと、朝夕は紫外線がずっと少ないはずですよね。でも、紫外線の種類によっては注意する必要があります。

例えばUV-Bは早朝や夕方はとても弱いのですが、UV-Aは日の出とともにいきなり線量が多いのが特徴です。しかも1日にけっこう変化するUV-Bに比べても、雲に遮られることがない限り日没まであまり変化することがありません。

つまり、太陽が低い位置にある朝夕であっても、UV-Aを横からたくさん浴びていることがあるのです。

紫外線対策にはメガネや日傘がありますが、時間帯によっては思いがけない方向から紫外線が入り込むことがあるので要注意です。

また、場所によっても、思いがけなく強い紫外線を浴びることがあります。

例えば自動車の中がそう。UVカットしていない窓ガラスの場合、紫外線がかなり入り込んできます。屋根があるからと安心せずに、UVクリームやUVカットの機能がある服などを利用して対策する必要があります。

レジャーの場合も、高い山では大気が薄くなるので、その分、紫外線が強くなります。特に雪面の場合、80%以上の紫外線が反射していたりするようですよ。このような場合は、紫外線対策も総合的に対応していく必要があります。

この他、地域でもけっこう違いがあって、日本の場合、南(緯度が低くなる)へ行くほど紫外線が強くなり、その差は約2倍になることもあります。

では、実際に紫外線を浴びた時の影響って、どんなものがあるんでしょう? 次の記事では、日焼けについて詳しく見ていきます。

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