視覚障害者の日常生活用具で利用していた音声時計を自費で購入してみる

ピラミッドトーク

ピラミッド型をした不思議な物体

神々しく輝くピラミッド。

一見、不思議な物体ですが、これ、単に室内の蛍光灯を反射しているだけの音声時計です。ピラミッドの底面をひっくり返すとよくわかりますよ。

ピラミッドトークの液晶画面

ピラミッドの底面に時計の液晶画面があります

ね、時計でしょ(笑)

sumi父の音声時計なのですが、7年ほどたって壊れてしまいました。電池を入れ替えても音が出なくなってしまったのです。時刻合わせもうまく動かないので、そろそろ寿命なのかなと。

最近、なにもしていないのに、一人で「ポーン」と音を出したりしていたので、時計も何かしら知らせていたのかもしれません(汗)

ともあれ、目が不自由な人にとって何に不自由を感じるかというと、「今、何時かわからない」ということに一番不自由を感じるそうで、音声時計を買い換えることにしました。

「補装具・日常生活用具」を利用する際は、耐用年数に注意

前回、音声時計を手に入れた際は、盲人向けの日常生活用具の制度を利用したので、今回も日常生活用具として利用できたらいいなーと思ってたんですが…。

市によって多少違うみたいですが、ホームページを見ると、「印鑑」、「障害者手帳」、「見積書(指定業者のもの)」、「給付を希望する用品のパンフレット」が申請時に必要なものとして書かれています。

「パンフレット? どんな商品があるのかわからないんだけど、先にパンフレットを用意しなくちゃいけないなんてどうしよう」

ってところでしばし立ち止まっていたんですが、でも、実際の問題はそこではなく、耐用年数を超えているかどうかが問題でした(汗)

なんでも、音声時計の耐用年数は10年なんだそうで、前回、我が家が音声時計を申請したのは平成22年のことなので、日常生活用具として申請できるのは「平成22年+10年=平成32年」、つまり2年先でないと利用できないんですよ。

(ちなみにプレクストークも壊れてしまっていたので確認したところ、こちらは耐用年数は6年で、音声時計よりずっと以前に日常生活用具として申請・利用していたので、こちらは利用OK)

2年も時計なしで過ごすわけにはいかないので、プレクストークは日常生活用具で利用させてもらうとして、音声時計は自分で購入することにしました。

事業者さんに聞いたら即解決でした

というわけで、プレクストークのパンフレットと見積書を送ってもらうためにアイフレンズに連絡をしたのですが、このときに音声時計を取り扱っているのか尋ねたところ、見積書などと一緒に送ってもらえることになりました。

一発解決(汗)

事前にアイフレンズのホームページを覗いていたんですけど、音声時計の掲載を見つけることができなかったんですよね。もう少しきちんと探したら見つかっていたのかも。

ともあれ、電話をしてから3日ほどで商品が到着。その後1週間以内に同封された郵便局の振込用紙で料金を振り込めばOKという瞬速で問題解決です。

商品もあれこれ迷うほどもなく、「目が不自由でも使いやすい音声時計」であること、「温度と湿度も知ることができるとうれしい」といった希望に合うのは1台だけでした。

それがこちら。セイコーの「トークライナー」です。

トークライナー

トークライナー、到着。必要な乾電池もついてました

事業者さんで購入したので、5,800円に運送料と消費税が加わって7,000円ほどかかりましたけど、楽天などでも取り扱っているので、興味のある人はそういう所で購入するとかなりお安く買えるみたいです。

まとめ

というわけで、次回、利用する際は、なにはともあれ「障害者支援課」などの窓口で耐用年数を超えているかどうか確認するということを学びました。

【超えている場合】
→ 事業者さんで購入したい商品を絞り込む
→ 見積書・パンフレットを送付してもらう
→ 必要書類を用意して本庁や支所の保険・福祉申請受付窓口で申請

【超えてない場合】
→ 事業者さんで直接購入で相談
→ できるだけ安く購入する場合は楽天など

これだけ書いておけば、次回は迷うことありませんね(笑)

ともあれ、お疲れ様でした「ピラミッドトーク」、これからよろしくね「トークライナー」。

使い勝手に関しては、後ほど別記事にまとめてみます。

トークライナーとピラミッドトーク

新旧入れ替わり

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管理人管理人:sumi
活動範囲は兵庫県南東部から大阪北部の辺り。アポロ宇宙船が月に着陸した世代です。

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