マウスコンピューターのノートパソコンを愛用している管理人ですが、3年もたつと調子の悪いところが出てきたので修理に出すことにしました。(「MB-F555EN1」[Windows10搭載] 2016年購入、Fシリーズのスタンダードパソコン)
パンフレットにも書かれていますが、「安心のアフターサービス」ということで、マウスコンピューターでは「24時間365日の電話サポート」が用意されています。なんと年中無休、深夜や土日でも対応してくれるらしいですよ。
パソコンとかプロバイダーとか、パソコン関係のコールセンターってけっこう待たされる経験があって、「できれば避けたい」と管理人も思っていたのですが、実際に電話してみるとストレスはほとんどなく、電話もスムーズにつながりました。出てくれたのは日本人のお兄さんです。
マウスコンピューターは日本の会社なので当たり前かもしれませんが、以前、「外資系のサポート窓口は海外の方が出る」という話を聞いたことがあって、「パソコンが壊れた、どうしよう」と焦っているところへ、日本語が伝わりにくかったりすると、相手が専門の知識がある人でもやっぱり不安感が倍増しそう… とビビっていたのですが、「わかる言葉できちんと答えてもらえる」というのはほんとうに安心感がありますね。
ちなみに、音声の案内から切り替わって、窓口のお兄さんが出るまで、待った時間は25秒でした(笑)
カレンダーを見るとお盆休み最終日に当たっていたようで、時期的なタイミングもあるのかなぁ。
ともあれ、マウスコンピューターで、「困ったな」とか、「どうしたらいいんだろう」と思ったら、クヨクヨ悩まず、とりあえずサポートセンターへ電話してみるのがいいみたいです。電話を掛ける前に、とりあえず用意するのは「保証書」ですよ。
今回、調子が悪くなった場所は、ACアダプター
今回の不具合の前に、いつごろからかは忘れてしまいましたが(汗)向かって左の蝶番が少し外れたような感じになって、開け閉めすると、ガクッと変な手応えが現れるようになってました。
うちは持ち歩きはしないので、それほど支障を感じることはなく、あまり開け閉めしないようにして使っていたのですが…。
最近はアダプターの接続が変になったんですよ。角度を変えるとつながるんだけど、つながらない角度もあって、充電ができなんです。これは思い当たる節が大ありで、いつだったか充電中に、アダプターの線を踏んづけて引っ張ってしまったのが原因だと思われます。
よく見ると、線をさす所がズレてる気が…。もしかして、蝶番の調子が悪いのも重なってたりする?(汗)
これも最初は角度を変えればつながったので、「だましだまし使えるかなー」などとのんきなことを思っていたのですが、だんだんつながりにくくなり、手で押さえていないとつながらない事態に。
ある日、いよいよ「つながらないなー」と線を抜き差ししていると、バチッと火花が散ったんですよ。やだ怖い、壊れる(涙)
で、観念してサービスセンターに電話してみることにしたのでした。
サービスセンターで教えてもらったこと 修理の出し方
今回、電話したのは、8月18日(日)の午前中でした。
今年は8月10日(土)~8月18日(日)の9連休がカレンダー上のお盆休みで、18日はお盆休みの最終日だったのですが、自動音声の案内が終了してから25秒ほどで電話がつながり、修理に出す方法を教えてもらうことができましたよ。早っ。
早すぎてちょっと慌てますが、手元に保証書を用意していれば大丈夫。「シリアル番号は?」なんて聞かれて焦りますが、銀色のシールに書かれている”u-”から始まる番号がシリアル番号です。
この番号を伝えることができれば、こちらが細かいことをわかっていなくても、相手は把握できるみたいで、大体大丈夫みたいです。
後でマウスコンピューターのサイトを見てみると、修理依頼はネットからでも申し込むことができるみたいでした。
窓口のお兄さんによると、修理の出し方はこんな感じでOKです。
・マウスコンピューターは「センドバック方式」(送料相互負担)といって、工場に送る片道をユーザーが負担する。
送り先は、埼玉県春日部市のマウスコンピューターのサポートセンター宛。宅配便でOKです。
・送るときは、購入時の箱に緩衝材を使って詰めて、ガムテープでしっかりと封をすればOK。
箱を振ってみて、パソコンが動いていなければ送ることができます。管理人は箱も緩衝材も購入時のものをとっていたので、きっちり動かないように箱詰めすることができました。
きちんと梱包することができれば手持ちの段ボール箱と緩衝材を使ってもOKみたいですが、自信がない人は有料でパソコン梱包・回収のサービスもあるみたいです。(サポートセンターで聞けば教えてくれるみたいです)
・今回の場合、箱に入れるものはパソコンとACアダプターのみ。
うちの場合、窓口のお兄さんの指示でこの2点でOKでしたが、ネットから修理依頼をする場合、パソコン、製品保証書、付属品、修理依頼ページで作成した修理受付番号などが必要になるみたいです。
・送付した箱は廃棄されて、ロゴのないまっさらな箱で送り返される
基本は「破棄」ということみたいですが、今回は送った箱がまだきれいだったためか、そのまま再梱包されて帰ってきました。
「ロゴなしの箱になるのかぁ」と残念な気持ちだったので、ちょっとうれしい♪
工場に届いてから見積もりに3営業日かかり、修理にはそこから2営業日かかります。
見積もりができたら電話がかかってきて、修理にどれくらいかかるのか教えてくれます。価格にも納得して修理を続行するならそのまま修理へ。
キャンセル料が5,000円かかりますが、この時点で修理をキャンセルしてそのまま返してもらうこともできます。
我が家の場合、パソコンの修理代は着払いで支払いました。
今回の問い合わせでは「着払い」で教えてもらったのですが、ネットから修理依頼する場合、「銀行振込」や「公費支払い」なんて選択肢もあるようです。
修理に出す際の注意点として、修理の際はパソコンのOSなどもチェックするそうで、このとき初期化する必要がある場合、パソコンに記録しているデータは消えてしまいます。修理に出す前に、バックアップをとっておく必要があるそうです。
ネットから修理依頼する場合、「初期化に同意する」、「システムドライブのみ初期化に同意する」、「初期化に同意しない」の3つしか選択がありませんが、今回はサービスセンターの窓口で対応してもらったためか、初期化する際は連絡をもらえるようお願いすることができました。
連絡をもらっても、消すときは消すんですけどね。やっぱり、心の準備はほしいですよね(汗)
データのバックアップ
まず取り掛かったのはデータのバックアップ。うちの場合、こんなデータがありました。
・テキスト(リッチテキストドキュメントとか)
・画像(ブログに使おうと思って撮っておいた写真とか、動画のキャプチャーとか)
・日本語入力ソフト「IME」のユーザー辞書の抽出
・セキュリティソフトのシリアル番号などをメモ
・使っているソフトの設定抽出(FFFTPとか)
テキストとか写真の一部はパソコンに保存していましたが、動画のキャプチャーはWindows10のOneDriveに。ブログ用の写真はGoogleのフォトに保存していたので、意外と大変な作業ではありませんでした。
タブレットでも使えるようにということでクラウドを利用していたのですが、こういうパソコンのトラブル時にも便利なんですね。
ただ、今回は修理する場所が電源周りと限られていたせいか、初期化せずに済みました。帰ってきて、すぐに使うことができてよかったです。
実際の修理はこんな感じで進みました
なんとかデータのバックアップを済ませて、宅配へ荷物を持ち込んだのは21日(水)午前中になりました。
時間指定は「なし」でお願いしたのですが、窓口のお姉さんによると、「お届けは明日午後になります」とのこと。
届いてすぐに見てもらえたのか、23日(金)夕方にはマウスコンピューターから連絡がありました。修理すべき場所は、やはり2カ所です。修理費はこんな感じでした。
・ACジャックの中央が折れてめり込んでいる
→マザーボード、ACアダプターの交換で29,000円ほど
・キーボードのネジ穴が割れて隙間ができている
→キーボード側の外装交換で2,000円ほど
・工賃、税で、合計40,000円ほど
こうして見ると、パソコンの修理って、やっぱりけっこうするなーという感じですが(汗)
カスタマイズができるBTOのマウスコンピューターでも、新しいパソコンを買う際には、なんだかんだと必要な環境を選んでいくと結局は10万円くらいいくわけで、半分くらいなら、かかっても仕方ないかなと思っていたので、なんとか予算内に済ませることができてよかったです。
あと、見積もりの人の話によると、「ACジャックの中央が折れてめり込んでいる」とのこと。
「かなり丈夫にできている部分なのですが」と不思議がっていたのですが… それってもしかして、このせいかな… なんだか怖くて言えませんでしたが。
(いつまでも押さえていられなかったので、差し込み部分を下にしてみた。上には、辞書を置いたりもしてみた。背面はボックス型の椅子で支えています)
いやだって、押さえてないと、バッテリーに充電ができなくて、データのバックアップ作業ができなくてですね…(汗)
ともあれ、見積もりの電話をもらった時点では、「27日(火)までにはお届け」ということだったけど、実際は25日(日)に無事帰ってきました、びっくり。月曜日(26日)にはパソコンが使えましたよ! 届けてくれた宅配のお兄さんに、修理費を払って完了です。
これって、「仕事にも使います」と伝えていたので気を遣わせてしまったのかな? とちょっと心配していたのですが、ツイッターで、「さらに早く修理することを目指している」と最近ツイートしているのを発見。
ちょうど素早く対応してくれるタイミングに当たっていたのかもしれません。ラッキー。
工場への到着から返却までにかかるパソコンの修理時間を「96時間」から「72時間」になりました。
まだまだ至らぬ点がございますが、お客様の期待を超えるパソコンを追求し、さらなる向上に努めていきます。何かお困りのことがございましたらお気軽にお問い合わせください。
https://t.co/ypeu0MiElw pic.twitter.com/uXW75PgLo8— 株式会社マウスコンピューター (公式) (@mouse_computer) September 2, 2019
それから、パソコンに同封されていた「修理完了報告書」によると、パソコンの動作テストや診断も「異常なし」ということで一安心。火花が散ってたけど、何事もなかったようでよかったです。
ちなみに修理保証があるようで、修理返却後90日間の保証期間が設けられているので、期間中に何かあれば、マウスコンピューターが専用の回収便を手配して無償修理に対応すると書かれていました。そのときは、サポートセンターへ連絡すればOKみたいです。
以下の場合は保証対象外(有償対象)となるみたいだけど、「また見るよ!」ってところは安心感があっていいですね。
・周辺機器の相性/互換性/仕様による不具合/不動作
・お客様の故意/過失/改造/お取り扱い方法/ご使用方法が適切でなかったために障害が発生した場合
・外部からの要因で胡椒が発生した場合(停電/電源/ケーブルなどの故障/災害/天災など)
・本紙/添付書類/明細書などの語句/項目などに修正/書換/改ざんが見られる場合
・その他、自然故障とは判断し難い不具合と判断された場合
これまではパソコンの調子が悪くなると買い替えを検討することが多く、今回は初めて修理に出したのですが、意外とスムーズでよかったです。
この後は10月から消費税が上がるので混み合うかもしれないし、これから修理を考えている人はこんなスムーズにはいかないケースもあるかもしれないけれど、でも、今、不調を感じている人は、早めに相談してみるとよいですよ。
マウスコンピューターの場合、なにより電話が早くつながるのがほんとよかったです。
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