「スロークッカー」というのはちょっと耳慣れないかもしれませんが、煮込みものが得意な調理器具です。アメリカなんかでは一般的なものらしいですよ。
さて、我が家のスロークッカー、初めての料理はなんにしましょう。
付属のレシピにはビーフシチューとかロールキャベツとかおいしそうな料理が並んでるんだけど、sumi父のリクエストは、なんと「おでん」。
まだ大して寒くもないのに、おでんですってよ。暑苦しいなぁ(涙)
泣いててもしかたないので、初クッキングはおでんに決定。せっかくなので、牛すじの入ったおでんに挑戦してみました。大体の流れはこんな感じ。
・沸騰したお湯に牛すじを投入。浮いてきたアクと脂を取りながら、約20分ゆでる。
・下ゆでした肉をザルにとって水に浸け、指でゴシゴシしながら脂をよく落とす。
・食べやすい大きさに切り分ける(この後、ほんとは串に刺すんだけど、めんどくさかったので省略)
2.その他の具材を準備する。
・大根…皮をむいて輪切り
・じゃがいも…皮をむく
・卵…ゆで卵にして殻をむく
・こんにゃく…三角に切って、しっかりゆがく
・昆布…水に浸けてやわらかくなったら細く割いて、真ん中を結ぶ
3.調味料を準備する。
だし汁4カップ、酒大さじ3、みりん大さじ1、塩小さじ1.5、しょうゆ大さじ1.5、砂糖大さじ1~2
(味付けレシピはYour Idaho Friendさんの「スロークッカーを使った日本人向け料理集」を参考にさせていただきました)
コンロにかけたアルミ鍋に、1.2.3.を投入。ひと煮立ちしてからスロークッカーにセット。とりあえずスロークッカーに付いていたレシピに書いてあるとおり調理時間を6時間、調理温度「高」で調理開始です。
…。(スタートボタンを押した)
音がなんにもしませんよ? なんか、あまりにも静かなスタートです。大丈夫かな~(汗)
でも、ここでうっかり蓋を開けたりしちゃいけないんです。スロークッカーに付いてたクッキングガイドの「煮込みのPOINT!」にはこんなふうに書いてありました。
☆調理中は必ず蓋をします。
蓋をしないとタイマー付きスロークッカーの温度がなかなか上がりません
がまん、がまん。ちょっと心配だったんですけど、ほどなくしていい具合にクツクツいいだしました。途中、においがすごかったので(牛すじのにおい?)換気扇をつけたりして慌てましたけど、それは置いといて(汗)
スロークッカーを触ってみると、蓋や、外にむき出しになってる内鍋の部分はもちろん、本体もかなり熱くなっています。だから足があんなに長かったのかなぁ。
スロークッカーを置く場所はちゃんとしたスペースを確保してから調理にかかったほうがいいみたいですね。あ、それと、においのきついものは換気扇のそばで。
3時間ほどして牛すじを試食。なんかすでにいい感じでやわらかくなってますよ♪ 調理時間を6時間としましたけど、今回はそんなに必要ないかも…。
ってことで、急遽、ごぼう天と野菜だんごを投入。じゃがいもがちょっと危険だったので、ついでにじゃがいもを救出(汗)さらに1時間ほど煮込んで、途中でじゃがいもを戻して、温まったころに完成としました。
少し欲張りすぎちゃいましたね。具がちょっとあふれ気味(汗)
でも、味はちゃんと染み込んでましたよ。
感想は… スロークッカー最高♪
卵や大根は味も色も均一に染み込んでいます。美しい~。こんにゃくも、じゃがいもも、しっかり味がついてるし、何より牛すじがやわらか~い。sumi父もこれは気に入ったようす。よかった、よかった。
ってなわけで初スロークッカーは大成功でした。さて、次は、何、作る?(笑)
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コメント
う~ん、牛スジ食いたい。(笑)
スロークッカーというくらいだから時間、結構かかるんですね。
まあ、おでんだから、スロークッカー使わなくてもそれなりの時間がかかるはずですが・・・。
ファーストフーズはあまり食べませんが、スローフーズもこれはこれで時間がないので切ないです。(泣)
この中間で手を打っております。
あ、おじゃがも好きですよ、もちろん。
でもやはり、トロッとした牛スジが食いたい。
北海道では無いから、大阪に来て病みつきになったのだ。(笑)
>信天翁さん
まさに時間がごちそうって感じの調理器具です♪ 手早くするとしたら、やっぱり圧力鍋ですよね。
でも確かに時間をたっぷりかけるんだけど、「放っておける」ってとこがミソで(笑)その分、時間ができちゃうんですよ。家にいる時間が多いときには結構いいですよ、これ。
それから、スロークッカーに使われている陶器鍋についてちょこっと調べてみたので、また後でエントリーしてみますね。…って、メンテナンスまでに間に合うかな(汗)
えっ 北海道には牛すじがないんですか??? 北海道=牛乳=牛がいっぱいというイメージがあったので、牛すじもあるのかと思ってました (^^;
メンテナンスしてたの知らずに「コメントできないっ」って騒いでたのは私です(大汗)。
関東のおでんにも牛すじはないですよ~~。
おでんに欠かせないものと言えば関東では「ちくわぶ」、関西では「牛すじ」という感じで、よく関西の友達と「そんなものが入ってるなんて信じられない!」と殴り合いのケンカになります(爆)。
柔らかく煮込んだ料理は胃腸にも優しいので、我が家でもなるべく作るようにしています。
ただねえ、どうしても時間がかかるのがねえ・・・。
厚手のステンレス鍋を使って、フタをしたままとろ火で煮込むと(プチ圧力鍋状態ですね)時間も短縮できるので、もっぱらこの方式を利用しています。
でも、やっぱりコトコト煮込んだ方が絶対においしいんですよね~。
今度は豚の角煮とかに挑戦してみてはいかがでしょう(笑)。
こういう鍋はブロック肉を柔らかく煮るのが得意そうですよねっ。
>しのぶさん
そ、そうですよね。やっぱり告知記事とかお知らせをブログ内のどこかに書いたほうがよかったですよね。すいません~(汗)
9月27日のお知らせココログに今回のメンテナンスについて再掲載されていたから安心してたんですけど、サイドバーの「ココログからのお知らせ」にそれが表示されてないことに気がついたのはメンテナンスに入ってからだったんです。
9月29日にアクセス解析の障害について告知があったから、それで表示から流れちゃったみたい。
ふと思いついて、アプラグで出してるニフティクリップに「お知らせココログ」の28日の記事をクリップしてみたんですけど、うまく反映されなくて… いいアイデアだと思ったんだけどな~、がっくりです(涙)
>関東のおでんにも牛すじはないですよ~~。
ええ~~!? そうなんですか??(汗) これも関西特有のものだったんでしょうか。スーパーで売ってる温めるだけおでんにも牛すじって入ってるんですよ(ペラペラしたのが)だからてっきり全国的なメイン具材かと思ってたんですけど… そうだったんだ~ (@@;
ともあれ、やわらかい煮込み物ってほんといいものですね。以前は石油ストーブの上に鍋を置いて煮込んだりしてたんですけど、今のうちへ引っ越してからは石油ストーブを使わなくなったのでよけいに縁遠くなってしまった気が…(汗)
そういえばこのスロークッカーって、ストーブの上にポン!とのっけてコトコトやる感覚によく似ています♪
豚の角煮、いいですね~♪ 今の時期にぴったりですよね。付属のクッキングガイドには鶏がらスープもできるって書いてありますよ。ただ、約5時間(!)かかるって書いてあるんだけどもっ(笑)煮込み時間を見るとくじけそうになるメニューが多いけど、そこはスローに楽しんでいこうと思います♪
牛スジ、関東にもやはりなかったのですね。
おでん屋では、ついつい好きな物を注文してしまうから、おでん鍋まで見ていない。
北海道では果たしてどうだったかとちょっと考えてしまいました。
やはり無いのが正解です。(笑)
ついでにといってはなんですが、北海道の焼き鳥屋で焼いてる焼き鳥は豚肉です。
焼き鳥なのになんで豚なんだとややこしい話ですが、わたくしには解りません。(汗)
で、大抵は間にネギが挟まっています。
ネギが高騰した折、肉のみの串刺しが出てきて、
「これは焼き鳥じゃない!」
って客が怒っておりました。
考えてみれば、もともと焼き鳥ではないのに。(笑)
ネギを間に挟んだやつ、これを「ねぎま」と言って注文しなくちゃならないなんて、こちらにきて知りました。
人生いろいろ、焼き鳥もいろいろなんですね。
おでんから脇道にそれてしまってスミマセン。(笑)
>信天翁さん
ほんと、牛すじにも文化があったんですね~。
おでん屋さんは… 普通に金属鍋だったような気が… やっぱり私もおでんしか見ていないので覚えていません (^^;
>ついでにといってはなんですが、北海道の焼き鳥屋で焼いてる焼き鳥は豚肉です。
あ、それ、北海道へ行った方の写真で見たことがあります。「焼き鳥弁当」と言って売ってたのに、豚肉がのってるというのでびっくりしました(笑)
ウィキペディアで調べたら、「北海道室蘭市、函館市では焼き鳥というと焼きトンを指すことが多い」って書いてありましたよ。「焼きトン」と言われると納得です(笑)でも、ネギが挟まってるなんて、まさに「ねぎま」ですね~。
「ねぎま」と言って注文すると、確かに関西ではネギがついてくるんですけど、お肉は鳥なんですよね。焼き鳥を愛する方が見たら、「これは焼き鳥じゃない!」って怒られちゃいますよね(笑)
でも、食べてみたいですね~。北海道へは一度行ったことがあるんですけど、そのときは焼き鳥の存在を知らなくて食べてなかったんですよ。機会があれば、ぜひ焼き鳥にチャレンジしてみたいです。もちろん、ねぎまで(笑)