エアコンから省エネを考える

エアコンのイメージ

エアコンは意外と電気を使う

未曾有の大地震に続く原発事故の影響を受けて、電力不足対策がクローズアップされています。

今、家庭でもっとも電気を消費する家電製品というと、何があるのでしょう?

資源エネルギー庁が出した「平成16年度電力需給の概要」によると、家庭の消費電力の実に25.2%をエアコンが占めていることがわかります。

価格.comで売れ筋No.1にあげられていた(4/5現在)というだけの理由ですが、パナソニックのルームエアコンCS-220CFを例に見ると、冷房時の目安で186kWh、暖房時の目安で574kWhの消費電力量になるようです。

これまた価格.comで売れ筋No.1にあがっていたというだけの理由なのですが、三菱電機のMR-P15Sという冷蔵庫は年間消費電量が300kWh/年ということなので、こうした数字だけ見ても随分違うことがわかりますよね。

こうしたことから、エアコンを工夫することで得られる省エネ効果はかなり大きなものになると考えられています。

劇的に省エネ化する方法

もっとも省エネ効果が見込まれるのは、「統一省エネラベル」が5つ星の最新機器を使うことです。つまり、買い替え時にエネルギー消費効率のいい省エネタイプの機器を選べばいいわけです。

先月末に終了したエコポイントは、こうした省エネ効果の高い機器を広めるのに一役買ったと言われています。

が、まだ買い替え時期に至らないものを買い替えてしまうのは、ちょっともったいない気がしますよね。10年も前のものだと電気代が2倍以上違ってくるので論外ですが、そうでない場合は使用方法を工夫することでカバーできるようです。

例えば冷暖房の適正温度を守ったり、冷暖房が効率よく働くように室内環境を整えたりすることで、省エネ効果をあげることができるのです。

まずは我が家でどれくらいのエネルギーが使われているのかチェックする

省エネも家計簿と同じで、今現在、どれくらいのエネルギーを使っているのかをまず知ることが大切です。

最近では省エネに対する意識が高まってきたこともあって、一般の家庭でも手軽に使える計測ツールがたくさん登場しています。

家で使われている電気消費量を丸ごと把握するなら「省エネナビ」、個別の家電製品の消費電力をチェックするなら「エコワット」。個別の家電製品をもっと具体的に把握するなら「ワットチェッカー」や「ワットアワーメーター」といった製品があります。

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管理人管理人:sumi
活動範囲は兵庫県南東部から大阪北部の辺り。アポロ宇宙船が月に着陸した世代です。

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